複製エラー・テーブル
以下に示す情報を使用することにより、複製エラー・テーブルについて詳細を把握できます。
レプリケーション・エラー表は、後でリカバリーするために、失敗した更新をログに記録します。 複製が開始されると、各複製合意ごとに記録された失敗の数がカウントされます。 更新が失敗に終わると、このカウントは増加し、新しい項目がテーブルに追加されます。
複製エラー・テーブルの各項目には、以下の情報が記録されます。
- 複製合意の ID。
- 複製変更の ID。
- 更新が試行された時刻を示すタイム・スタンプ。
- 更新が試行された回数 (デフォルト値は 1 で更新が試行されるたびに 1 が加算されます)。
- コンシューマーからの結果コード。
- 更新に関連する複製操作の各種情報。例えば、DN、実際のデータ、コントロール、フラグなど。
サーバー構成の属性 ibm-slapdReplMaxErrors に指定されている値が 0 の場合、複製による更新処理はエラーが発生しても続行されます。 属性 ibm-slapdReplMaxErrors は、複製構成項目の属性で動的に変更できます。
属性 ibm-slapdReplMaxErrors で指定した値が 0 より大きい場合に、複製合意のエラー件数がその値を超えると、複製では以下のいずれかのアクションが実行されます。
- 単一スレッド
- 複製はループ状態になり、失敗した更新の複製試行が繰り返されます。
- マルチスレッド
- 複製が中断されます。
サーバーが単一接続を使用するように構成されている場合、60 秒待った後に同じ複製更新の送信が試行され、複製が成功するまで、または管理者が更新をスキップするまでこれが繰り返されます。
サーバーが複数の接続を使用するように構成されている場合、該当する合意の複製は中断されます。 受信側スレッドは、送信された更新のステータスをポーリングし続けますが、更新は複製されません。 複製を再開するには、ディレクトリー管理者が該当合意のエラーを少なくとも 1 つクリアするか、サーバー構成の動的変更を使用して制限値を大きくする必要があります。
詳しくは、 プログラミング・リファレンスの「複製エラー・ログの拡張操作」を参照してください。