GPU の問題および制限

特定のシステム環境または構成で発生する可能性がある既知の問題または制限について説明します。

グラフィックス処理装置 (GPU) について、知っておかなければならない制限がいくつかあります。
反転配列
逆になった配列(例えば、[5,4,3,2,1])でのソート操作は、GPUではCPUより遅くなります。
セグメンテーション違反
いくつかの場面でセグメンテーション違反が見られます。 これらのエラーを回避するには、オプション -Xmso3mを指定して、ネイティブ・スタック・サイズを3 MBに設定します。
最初のソート操作が遅い
テストによって、GPU で初めて実行するソート操作が、それ以降のソート操作よりも遅い場合があることが分かっています。
CUDA4J モジュールにおける偶発的な異常終了
ワークロードが過度に大きい場合、偶発的な異常終了が CUDA4J モジュールで発生する可能性があります。この問題は、vmState=0x00000000 のセグメンテーション・エラーを引き起こします。 根本的な原因については、現在調査中です。
CUDA4J および sort 操作を同時に実行する
マルチスレッド環境では、CUDA4J および GPU sort 操作を同時に実行すると、アプリケーションがハングする場合があります。 この問題については、現在調査中です。