Java 仮想マシン
Java™ 仮想マシン (VM) は、Java プログラムを実行するプラットフォーム固有のコンポーネントです。
VM は、実行時に、Java コンパイラーによってコンパイルされた Java バイトコードを解釈します。 VM は、言語と、基礎のオペレーティング・システムやハードウェアの間の変換プログラムとして動作します。 Java プログラムを特定のプラットフォームで実行するには、特定の VM が必要です。
Eclipse OpenJ9 仮想マシン
SDK に Eclipse OpenJ9 VM が含まれています。 この VM (旧称 IBM® J9 VM) は、2017 年 9 月に IBM によって Eclipse Foundation に提供されました。 Eclipse OpenJ9 には、以下のメイン・コンポーネントが組み込まれています。
- VM アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)
- 診断コンポーネント
- メモリー管理
- クラスローダー
- インタープリター
- プラットフォーム・ポート層
OpenJ9 VM について詳しくは、 J9 VM リファレンスの「 JVM コンポーネント 」を参照してください。
異なるバージョンの IBM SDK には、異なる VM の実装が含まれています。
java
-version コマンドからの出力で実装を識別することができます。これにより、実装ごとに以下のストリングが提供されます。| 実装 | 出力 |
|---|---|
| 8 |   サービス・リフレッシュ 5 以前:
|
| 7 リリース 1 | |
| 7 | |