ハングした JVM からのダンプの取得
Windows では、JVM に強制的に Java™ ダンプを生成させることができます。 また、Windows ユーティリティーを使用して Java ダンプを生成することもできます。
Ctrl-Break キーの組み合わせを使用して送信できる SIGBREAK シグナルに応答して、JVM が Java ダンプを生成するように強制することができます。 また、-Xdump:system:events=user オプションを使用して、SIGBREAK に応じてシステム・ダンプを生成するように JVM を構成することもできます。 詳しくは、 ダンプ・エージェントの使用 を参照してください。
Windows 7 および Windows Server 2008 では、Windows タスク・マネージャーを使用してシステム・ダンプを取得できます。
- Windows タスク・マネージャーを開始します。
- 「アプリケーション」 または 「プロセス」 タブを選択します。
- 「アプリケーション」または「プロセス」を右クリックし、「ダンプ ファイルの作成」オプションを選択します。
以前のバージョンの Windows では、ユーザー・モード・プロセス・ダンパー・ユーティリティーを使用できます。このユーティリティーは、 www.microsoft.comからダウンロードできます。 資料はユーティリティーに付属しています。 基本的な使用法は以下のとおりです。
- userdump -p
- すべてのプロセスとそのプロセス ID がリストされます。
- userdump xxx
- プロセスIDが
xxx
プロセスのダンプ・ファイルを作成します。 userdump.exe が実行されるディレクトリーに、 processname.dmp という名前のファイルが作成されます。
ダンプ・ビューアーを使用して、JVM または Windows ユーティリティーによって生成されたシステム・ダンプを調べることができます。 詳しくは、 ダンプ・ビューアーの使用を参照してください。