夏時間調整の変更を目的とした SDK またはランタイム環境の更新
IBM® Time Zone Update Utility for Java™ (JTZU) を使用して、夏時間調整時間に最近の変更を適用できます。
このタスクについて
世界中の多くの国で、夏時間調整 (DST) が規則によって定められています。 通常は、夏の間は時計を 1 時間進めて、午後の日照時間を増やし、午前の日照時間を減らします。 この慣習は、コンピューター・システム内のシステム・クロックの調整を必要とするなど、さまざまな影響を及ぼします。 DST の開始日および終了日は、国によって変更される場合があります。 これらの変更は、アプリケーションの日時関数に影響を与える可能性があります。これは、元の開始日と終了日がオペレーティング・システムおよび Java ソフトウェアにプログラムされているためです。 この問題を回避するには、新しい DST 情報を使用してオペレーティング・システムおよび Java インストール済み環境を更新する必要があります。
Olson タイム・ゾーン・データベースは、世界中のタイム・ゾーンに関する情報を収集している外部リソースです。 このデータベースでは各タイム・ゾーンに対して「America/New_York」などの標準名を設定し、参照データとして使用可能なタイム・ゾーン情報を定期的に更新しています。 IBM Developer Kit およびランタイム環境に最新の DST 情報が含まれていることを確認するために、 IBM は、更新されたすべてのリリースに最新の Olson タイム・ゾーン・レベルを取り込みます。 特定の SDK またはリフレッシュにどの Olson タイム・ゾーン・レベルが含まれているかを調べるには、 Java SDK Olson タイム・ゾーンの更新を参照してください。
SDK の最後の IBM 更新以降に DST の変更が導入されている場合は、JTZU を使用して Java インストール済み環境を直接更新できます。 また、最新の SDK アップデートに直接移行することができない場合に、このツールを使用してインストール済み環境を更新することも可能です。 JTZU は、 IBM サポート (リンク: Java SDK Time Zone Update Utility) から入手できます。