IBM ID

ID タイプ

GS1 登録の代わりに、 IBM は以下の属性の ID を生成できます (独自の固有 ID を生成して使用することも選択できます)。

• 組織プレフィックス
• 製品 ID (ロットまたはシリアル番号をサポート)
• ロケーション (施設) ID (サブロケーション拡張をサポート)
• ロジスティック・ユニット ID (配送コンテナー)

IBM ID を使用するデータをアップロードするには、完全修飾 URN を指定する必要があります。

組織プレフィックス

IBM 組織プレフィックスは 13 桁です (例: 1234567890123)。

製品およびロケーション ID

組織の接頭部を除き、本書で参照されている IBM ID の形式は、 RFC 2141 URN 構文仕様 ( GS1 URN と同等) に従うストリングです。 URN 指定では、以下のオクテットと文字が URN 文字セットから除外されます。使用する場合は、 %eをコーディングする必要があります。

octets 1-32 (1-20 hex)
\
"
&
<
>
[
]
^
`
{
|
}
~
octets 127-255 (7F-FF hex)

また、 IBM ID には、コロン :、コンマ ,、またはピリオド . 文字を含めることはできません。これらの文字は、URN 区切り文字として使用するために予約されています。 IBM ID は、必要な URN 形式に準拠している必要があります。

IBM の ID と形式

Transparent Supply では、以下の IBM ID と URN 形式がサポートされます。

パブリック・ロケーション ID

データ・プライバシーおよびセキュリティーについては、パブリック・ロケーションは、所有ロケーションと同じ方法でマスター・データの資格を伝達しません。 パブリック・ロケーションを使用する場合、サプライ・チェーン内のパートナー組織にマスター・データの資格が確実に伝達されるようにするために、 destinationList または sourceList に追加のフィールドが必要になります。

パブリック・ロケーションに製品を出荷する組織は、 destinationList を更新して以下を含める必要があります。

• パブリック・ロケーション
• 受信側組織が所有するロケーション (例えば、会社の本社)

DestinationList の例

<destinationList>
      <destination type="urn:epcglobal:cbv:sdt:location">urn:ibm:ift:location:unlocode:loc:usnyc</destination>
      <destination type="urn:epcglobal:cbv:sdt:owning_party">urn:ibm:ift:location:loc:PARTNER_PREFIX.PARTNER_ID</destination>
</destinationList>

パブリック・ロケーションから製品を受け取る組織は、以下を含めるように sourceList を更新する必要があります。

• パブリック・ロケーション
• 配送組織が所有するロケーション (例えば、会社の本社)

SourceList の例

<sourceList>
      <source type="urn:epcglobal:cbv:sdt:location">urn:ibm:ift:location:unlocode:loc:usnyc</source>
      <source type="urn:epcglobal:cbv:sdt:owning_party">urn:ibm:ift:location:loc:PARTNER_PREFIX.PARTNER_ID</source>
</sourceList>

以下の IBM パブリック・ロケーション・タイプ ID フォーマットは、公的に所有されているポート、ファーム、および成長する地域でサポートされます。

• 以下の IBM パブリック・ロケーション・タイプの変数と値がサポートされています。