IBM Security Access Manager for Enterprise Single Sign-On, バージョン 8.2

状態エンジンの作成

AccessStudio を使用して、Patient Information ログイン・シナリオ用に状態エンジンを作成します。

手順

  1. Patient Information ログイン・シナリオに拡張 AccessProfile を作成します。
    1. AccessProfile」ペインから以前に作成した「Logon_profile1」を選択します。
    2. 「状態」タブを選択します。 状態遷移図が表示されます。
    3. 状態遷移図から「開始状態」を選択します。
  2. 「ウィンドウがアクティブ化される」トリガーを作成します。

    このトリガーは、特定のウィンドウがアクティブ化されると起動します。

    「Start_State」を右クリックし、「トリガーの追加」 > 「ウィンドウがアクティブ化される」を選択します。

  3. state_looking_for_OK_button_click 状態を作成します。

    この状態により、取得したユーザー資格情報が Wallet に保存され、将来の自動入力に使用されるようになります。

    1. 「状態」ツールバーから「新規状態」アイコンをクリックします。
    2. 「New State 1」を選択します。
    3. 「プロパティー」ペイン > 「フォーム・エディター」タブで、「State Name」フィールドに state_looking_for_OK_button_click と入力します。
  4. 「ウィンドウがアクティブ化される」トリガーを構成します。
    1. 「ウィンドウがアクティブ化される」トリガーを選択します。
    2. 「プロパティー」ペイン > 「フォーム・エディター」タブで、「Next state id」ドロップダウン・リストから state_looking_for_OK_button_click を選択します。
    3. 「ログオン」ウィンドウのシグニチャーを取得します。

      「アクティブ化メッセージを受信するウィンドウのシグニチャー」フィールドの下の「編集」をクリックします。

      「ファインダー・ツール」をドラッグして「ログオン」ウィンドウにドロップします。

      生成されるシグニチャーは以下のとおりです。
      /child::wnd[@title="Login" and @class_name="#32770"]
    4. 「OK」をクリックします。
  5. 「ウィンドウがアクティブ化される」トリガーに「資格情報を挿入」アクションを作成します。 このアクションにより、自動的にユーザー資格情報が関連フィールドに挿入されます。
  6. 「ウィンドウがアクティブ化される」トリガーを右クリックします。
  7. 「アクションの追加」 > 「資格情報を挿入」を選択します。
  8. 「資格情報を挿入」アクションを構成します。

    「アカウント・データ・バッグ ID」ドロップダウン・リストの「default_injection_bag」オプションが自動的に選択されます。

    アカウント・データ・バッグとは、資格情報の自動入力時点、すなわち取得時点でのアカウント・データ (ユーザー資格情報) を保管する一時的な仮想ホルダーです。

    1. 「Add SSO Items」ツイスティーをクリックして展開します。
    2. 「Add SSO Items」ドロップダウン・リストの横の「追加」をクリックします。
    3. 「アカウント・データ項目テンプレート ID」ドロップダウン・リストから「aditi_ciuser」を選択します。

      この設定は、フィールドが大/小文字を区別しないユーザー名フィールドであることを示しています。

      この設定は、認証サービスに対して指定されている資格情報の特性に対応しています。

    4. 「ユーザー名」フィールドのシグニチャーを取得します。

      「挿入ウィンドウまたは取り込みウィンドウのシグニチャー」フィールドの下の「編集」をクリックします。

      「ファインダー・ツール」をドラッグして「ユーザー名」フィールドにドロップします。 「OK」をクリックします。

      生成されるシグニチャーは以下のとおりです。
      /child::wnd[@title="Login" and 
      @class_name="#32770"]/child::wnd[@class_name="Edit" and
      @ctrl_id=201]
    5. 「パスワード」フィールドに別の「Windows control SSO item」を作成します。「パスワード」フィールドのシグニチャーを取得します。
      1. 「Add SSO Items」ドロップダウン・リストの横の「追加」をクリックします。
      2. 「アカウント・データ項目テンプレート ID」ドロップダウン・リストから「aditi_cspwd」を選択します。

        この設定は、このフィールドが大/小文字を区別するパスワード・フィールドであり、したがって機密事項であることを示しています。

      3. 「挿入ウィンドウまたは取り込みウィンドウのシグニチャー」フィールドの下の「編集」をクリックします。
      4. 「ファインダー・ツール」をドラッグして「パスワード」フィールドにドロップします。

        生成されるシグニチャーは以下のとおりです。

        /child::wnd[@title="Login" and 
        @class_name="#32770"]/child::wnd[@class_name="Edit" and
        @ctrl_id=202]
      5. 「OK」をクリックします。
    6. 「資格情報を挿入」アクションに認証サービスを追加します。

      初めて AccessProfile を作成しているため、認証サービスを作成してそれをアプリケーションの特定のウィンドウに関連付けます。

      1. 「表示」 > 「認証サービス」に進みます。
      2. メニューから「新規」アイコンをクリックし、「新規認証サービス」を選択します。

        このタスクにより「一般プロパティー」タブの対応するフィールドが表示されます。

      3. 「ID」フィールドに auth_PIM と入力します。
      4. 「表示名」フィールドに PIM と入力します。

        デフォルトでは「アカウント・データ・テンプレート ID」adt_ciuser_cspwd です。

        この設定は、ユーザー資格情報の特性が、大/小文字を区別しないユーザー名、および大/小文字を区別するパスワードであることを示しています。この選択を保持します。

        詳しくは、アカウント・データ項目およびアカウント・データ・テンプレートを参照してください。

      5. 「表示」メニューで AccessProfile を選択して AccessProfile 機能に戻ります。
      6. 「状態」タブ > 「プロパティー」ペイン > 「フォーム・エディター」タブで、「認証情報」ツイスティーを展開します。
      7. 「認証情報の追加」フィールドでは、デフォルトで「直接認証情報」が選択されています。「追加」をクリックして「直接認証情報」フィールドを展開します。
      8. 「認証サービス ID」ドロップダウン・リストから「auth_PIM」を選択します。
  9. 「ウィンドウがアクティブ化される」トリガーに「ウィンドウをクリック」アクションを作成します。

    このアクションにより、ユーザー名とパスワードの自動入力時に「OK」が自動的にクリックされるようになります。

    注: このアクションが発生するのは、ユーザーが認証サービスに「自動ログオン」を選択した場合のみです。
  10. 「ウィンドウがアクティブ化される」トリガーを右クリックします。
  11. 「アクションの追加」 > 「ウィンドウをクリック」アクションを選択します。
  12. 「ウィンドウをクリック」アクションを構成します。
    1. 「ウィンドウをクリック」アクションを選択します。
    2. 「OK」ボタンのシグニチャーを取得します。
      1. 「クリック対象ウィンドウのシグニチャー」フィールドの下の「編集」をクリックします。
      2. 「ファインダー・ツール」をドラッグして「ログイン」ウィンドウの「OK」ボタンにドロップします。
        生成されるシグニチャーは以下のとおりです。
        /child::wnd[@title="Login" and 
        @class_name="#32770"]/child::wnd[@class_name="Button" and
        @ctrl_id=1]
      3. 「OK」をクリックします。
      4. 「拡張オプション」ツイスティーをクリックして展開します。
      5. 「自動ログオンを使用可能にする場合のみ実行」フィールドのドロップダウン・メニューから「はい」を選択します。
  13. state_looking_for_logon_result 状態を作成します。

    この状態により、ユーザーが入力した資格情報が保存されるようになります。

    1. 「新規状態」アイコンをクリックします。
    2. 「New State 1」を選択します。「プロパティー」ペイン > 「フォーム・エディター」タブ > 「State Name」フィールドstate_looking_for_logon_result と入力します。
  14. state_looking_for_OK_button_click 状態に「ボタンがクリックされる」トリガーを作成します。

    このトリガーは、Windows アプリケーションのウィンドウで特定のボタンがクリックされたときに起動します。

    state_looking_for_OK_button_click 状態を右クリックし、「トリガーの追加」 > 「ボタンがクリックされる」を選択します。

  15. 「ボタンがクリックされる」トリガーを構成します。
    1. 「ボタンがクリックされる」トリガーを選択します。
    2. 「プロパティー」ペイン > 「フォーム・エディター」タブ > 「Next state id」ドロップダウン・リストから state_looking_for_logon_result を選択します。
    3. 「ログイン」ウィンドウのシグニチャーを取得します。

      「コマンド通知を受け取るウィンドウのシグニチャー」フィールドの下の「編集」をクリックします。

      「ファインダー・ツール」をドラッグして「ログイン」ウィンドウにドロップします。

      生成されるシグニチャーは以下のとおりです。
      /child::wnd[@title="Login" and @class_name="#32770"]
    4. 「OK」をクリックします。
    5. 「OK」ボタンのシグニチャーを取得します。

      「コントロールのシグニチャー」フィールドの下の「編集」をクリックします。

      「ファインダー・ツール」をドラッグして「ログイン」ウィンドウの「OK」ボタンにドロップします。

      生成されるシグニチャーは以下のとおりです。
      /child::wnd[@title="Login" and 
      @class_name="#32770"]/child::wnd[@class_name="Button" and
      @ctrl_id=1]
    6. 「OK」をクリックします。
  16. 「ボタンがクリックされる」トリガーに「資格情報を取り込む」アクションを作成します。

    「ボタンがクリックされる」トリガーを右クリックし、「アクションの追加」 > 「資格情報を取り込む」を選択します。

  17. 「資格情報を取り込む」アクションを構成します。

    「アカウント・データ・バッグ ID」ドロップダウン・リストでは、「default_capture_bag」が自動的に選択されます。

    1. 「Add SSO Items」ツイスティーをクリックして展開します。
    2. 「Add SSO Items」ドロップダウン・リストの横の「追加」をクリックします。
    3. 「アカウント・データ項目テンプレート ID」ドロップダウン・リストから「aditi_ciuser」を選択します。
    4. ユーザー名のシグニチャーを取得します。

      「挿入ウィンドウまたは取り込みウィンドウのシグニチャー」フィールドの下の「編集」をクリックします。

    5. 「ファインダー・ツール」をドラッグして、「ログイン」ウィンドウの「ユーザー名」フィールドにドロップします。
      生成されるシグニチャーは以下のとおりです。
      /child::wnd[@title="Login" and 
      @class_name="#32770"]/child::wnd[@class_name="Edit" and
      @ctrl_id=201]
    6. 「OK」をクリックします。
    7. 「password」フィールドのシグニチャーを取得します。
      1. 「Add SSO Items」ドロップダウン・リストの横の「追加」をクリックします。
      2. 「アカウント・データ項目テンプレート ID」ドロップダウン・リストから「aditi_cspwd」を選択します。
      3. 「挿入ウィンドウまたは取り込みウィンドウのシグニチャー」フィールドの下の「編集」をクリックします。
      4. 「ファインダー・ツール」をドラッグして「ログイン」ウィンドウの「パスワード」フィールドにドロップします。
        生成されるシグニチャーは以下のとおりです。
        /child::wnd[@title="Login" and 
        @class_name="#32770"]/child::wnd[@class_name="Edit" and
        @ctrl_id=202]
      5. 「OK」をクリックします。
  18. PIM アプリケーションの認証サービス ID を指定します。
    1. 「認証情報」ツイスティーをクリックして展開します。
    2. 「認証情報の追加」ドロップダウン・リストの横の「追加」をクリックします。
    3. 「認証サービス ID」ドロップダウン・リストから「auth_PIM」を選択します。
  19. AccessStudio のツールバーから「選択したデータをファイルに保存」アイコンをクリックして、AccessProfile を保存します。
  20. AccessStudio のツールバーから「選択したデータを IMS にアップロード」アイコンを選択して、IMS ServerAccessProfile をアップロードします。
  21. AccessStudio のツールバーから「テストの開始」アイコンをクリックして、AccessProfile をテストします。


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