CVS

以下の項では、 コマンド・リンク 「チーム」>「CVS」設定ページのタブ・グループで使用可能な設定について説明します。

一般

「CVS」設定ページの「一般」タブ・グループでは、CVS プラグインのさまざまな性質をカスタマイズできます。

オプション

説明

デフォルト

最初の接続でサーバー・バージョンの互換性を検証 このオプションを使用して、最初の接続で CVS サーバー・バージョンの照会を使用可能にし、サーバーの互換性を判別します。 サーバー・バージョンはコンソールに出力され、非互換性が検出された場合は接続時に警告メッセージがログに記録されます。 使用可能
タグ操作時にタグの移動を確認 このオプションを使用して、タグ付け中にタグの移動オプションが選択された場合にプロンプトを出します。 使用可能
詳細なプロトコル出力を標準出力に表示 このオプションを使用して、ワークベンチと CVS サーバー間の通信トレースを表示します。 使用不可
タグの比較中または置換中にタグを更新 このオプションを使用して、サーバーに接続することによって、 「比較」および「置換」タグ・ダイアログで自動的に既存のタグを更新します。 使用不可
CVS メタ情報が含まれているプロジェクトを自動的に共有 このオプションを使用して、CVS と自動共有された異なる CVS ツールで、CVS からチェックアウトされたインポート済みプロジェクトを持つことができます。 使用可能
チェックアウト時にモジュール名ではなく、.project プロジェクト名を使用 プロジェクト名として、.project ファイルに保管されているプロジェクト名を使用するには、このオプションを使用します。 チェックアウト・ウィザードは、.project ファイルを見つけられない場合、代わりにモジュール名を使用します。 使用不可
コミット時に表示されるファイルの最大数 このオプションを使用して、コミット・ダイアログで表示されるファイル数を制限します。 1000
ヒストリーのコメントの最大数 このオプションを使用して、コミット・ダイアログで表示されるコメント数を制限します。 10

「CVS」設定ページの「一般」タブ・グループの外観は、以下のようになります。

「CVS」設定ページ - 「一般」タブ

ファイルとフォルダー

「CVS」設定ページの「ファイルとフォルダー」タブ・グループでは、CVS プラグインのさまざまな性質をカスタマイズできます。

オプション

説明

デフォルト

すべての新規ファイルをバイナリーとして扱う このオプションを使用して、ファイル・コンテンツの設定を上書きし、 すべての新規ファイルをバイナリーとして扱うようにします。 使用不可
プラットフォーム行終了を使用するためにテキスト・ファイルを変換 このオプションを使用して、テキスト・ファイルの行終了文字をプラットフォームが使用する行終了文字に変換します。 Windows マシンにマウントされている *nix ドライブにリソースをチェックアウトする場合は、 このオプションを使用不可にできます。 このオプションは、ファイルと CVS 制御ファイルの両方に適用されます。 使用可能
空ディレクトリーの整理 このオプションは、更新時に「同期化」ビューで空のディレクトリーを枝取りすることを指定します。 除去されたディレクトリーはワークベンチには表示されませんが、 実際には、リポジトリーには空のディレクトリーがあります。 CVS では、クライアントにサーバーからディレクトリーを削除する機能が用意されていないため、このオプションは便利です。バージョンのブランチからチェックアウトする場合は、この設定の値に関係なく、枝取りが CVS 仕様にしたがって常にオンになることに注意してください。 使用可能
置換時に管理対象外リソースを削除 このオプションを使用して、 リポジトリーからのリソースで置換されるとき、CVS 制御下にないリソースを削除できるようにします。 使用可能
デフォルトのテキスト・モード このオプションを使用して、テキスト・ファイルのデフォルト・キーワード置換を設定します。 キーワード拡張のある ASCII (-kkv)

「CVS」設定ページの「ファイルとフォルダー」タブ・グループの外観は、以下のようになります。

「CVS」設定ページ - 「ファイルおよびフォルダー」タブ

接続

「CVS」設定ページの「接続」タブ・グループでは、CVS プラグインのさまざまな性質をカスタマイズできます。

オプション

説明

デフォルト

通信タイムアウト このオプションを使用して、CVS サーバーへの接続がタイムアウトになるまでの待機時間を秒数で構成します。 60 秒
メッセージ出力レベル あるコマンドについて CVS が出力する状況情報の量を設定します。 「警告とエラー」モードでは、 重要でない情報メッセージの印刷は抑止されます。 何が重要かについての考慮事項は、コマンドによって異なります。「重大エラー」モードでは、 コマンドを完了するために絶対的に必要なものを除くすべての出力が抑止されます。 「重大エラー」モードでは、 発生したエラーに関する重要な情報を一部の CVS サーバーが通信しない場合があります。 代わりに「警告とエラー」モードを使用することを考慮してください。 詳細
圧縮 このオプションを使用して、クライアントとサーバー間でファイルを送信中に使用される圧縮レベルを設定します。このオプションを 0 に設定すると、圧縮が使用不可になります。 0 (使用不可)

「CVS」設定ページの「接続」タブ・グループの外観は、以下のようになります。

「CVS」設定ページ - 「接続」タブ

プロンプト

「CVS」設定ページの「プロンプト」タブ・グループでは、CVS プラグインのさまざまな性質をカスタマイズできます。

オプション

説明

デフォルト

空欄のコミット・コメントを許可

このオプションを使用して、コミット・コメントがコミット中に提供されていない場合、何が起きるかを構成します。

  • はい: コミットがコメントなしで起こるようにします。
  • いいえ: コメントが提供されるまで、コミットは進行できません。
  • プロンプト: コメントなしでコミットを続行できるようにするかどうかを尋ねます。
プロンプト
CVS 操作前に編集中のエディターを自動的に保存 このオプションを使用して、CVS 操作が実行されたときに、 保存されていない変更を持つ開いたエディターがある場合に何が起こるかを構成します。 オプションは、以下のとおりです。
  • はい: それぞれの CVS 操作を行う前に、開いたエディターにおける保存されていない変更を自動的に保存します。
  • いいえ: 開いたエディターに保存されていない変更がある場合でも、CVS 操作を続行します。
  • プロンプト: 開かれたエディターの未保存の変更をどうするかを尋ねます。
プロンプト
同期中またはコミット中に変更セットを参照 同期またはコミット時に、同じ変更セットに入れられているすべてのリソースを操作に組み入れる必要があるかどうかを構成するには、このオプションを使用します。 いいえ
警告のあるリソースをコミットします このオプションを使用して、警告のあるリソースをコミットするかどうかを構成します。 はい
エラーのあるリソースをコミットします このオプションを使用して、エラーのあるリソースをコミットするかどうかを構成します。 プロンプト

「CVS」設定ページの「プロンプト」タブ・グループの外観は、以下のようになります。

「CVS」設定ページ - 「プロンプト」タブ

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