カスタム・ビューの作成

Microsoft イベント・ビューアーを使用して、重大度、ソース、カテゴリー、キーワード、または特定のユーザーについてイベントをフィルターに掛けることができるカスタム・ビューを作成します。

WinCollect ログ・ソースは、XPath フィルターを使用してログから特定のイベントをキャプチャーできます。 XPath 照会パラメーターの XML マークアップを作成するには、カスタム・ビューを作成する必要があります。 Microsoft イベント・ビューアーを使用するには、管理者としてログインする必要があります。

注: XPath および各チャネルに着信するイベントの数によっては、10 個を超える XPath 照会を使用すると、 WinCollect のパフォーマンスに影響する可能性があります。

WinCollect プロトコルの TimeCreated 表記を使用する XPath 照会では、時刻範囲によるイベントのフィルタリングはサポートされません。 イベントを時刻範囲でフィルターすると、イベントの収集でエラーが発生する可能性があります。

手順

  1. デスクトップで、 「スタート」 > 「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 以下のコマンドを入力します。

    Eventvwr.msc

  3. 「OK」をクリックします。
  4. プロンプトが出されたら、管理者パスワードを入力して、Enter を押します。
  5. アクション > 「カスタム・ビューの作成」をクリックします。

    カスタム・ビューを作成する場合は、「ログの日付」リストから時刻範囲を選択しないでください。 「ログに記録 (Logged)」 リストに TimeCreated エレメントが含まれていますが、これは WinCollect プロトコルの XPath 照会ではサポートされていません。

  6. 「イベント・レベル」で、カスタム・ビューに含めるイベントの重大度のチェック・ボックスを選択します。
  7. イベント・ログのソースを選択します。 「イベント ソース」ドロップダウン・メニューからソースを選択するか、「イベント ログ」ドロップダウン・メニューからソースを参照できます。
  8. イベント・ソースまたはログ・ソースからフィルターに掛けるイベント ID を入力します。

    ID を区切るにはコンマを使用します。

    次のリストには、個別の ID と範囲が含まれています。4133, 4511-4522
  9. 「タスク・カテゴリー」 リストから、イベント・ソースまたはログ・ソースからフィルターに掛けるカテゴリーを選択します。
  10. 「キーワード」 リストから、イベント・ソースまたはログ・ソースからフィルタリングするキーワードを選択します。
  11. イベント・ソースまたはログ・ソースからフィルターに掛けるユーザー名を入力します。
  12. イベント・ソースまたはログ・ソースからフィルターに掛けるコンピューター (複数可) を入力します。
  13. 「XML」 タブをクリックします。
  14. WinCollect ログ・ソース構成の 「XPath 照会」 フィールドに XML をコピーして貼り付けます。

次に実行するタスク

XPath 照会を使用してログ・ソースを構成します。 詳しくは、 アプリケーションとサービスのログを参照してください。