オブジェクトの保存

QMF™ 拡張エディターは、データや属性が更新されると編集セッションの終わりに QMF オブジェクト・データと関連属性を自動的に保存します。

このタスクについて

保存タイプは、拡張エディター設定ダイアログにある終了動作設定によって決まります。 この設定は以下のようになります。

表 1. 保存タイプ
オプション 説明
I (ISPF スタイル) データは自動的に、QMF 一時記憶域とデータベースの両方に保存し戻されます。
Q (QMF スタイル) データは QMF 一時記憶域にのみ保存し戻されます。 変更をデータベースに保存し戻すには、拡張エディターまたは QMF で SAVE コマンドを使用する必要があります。

オブジェクト・データも属性も更新しなかった場合、編集セッションは保存なしで終了します。オブジェクトに名前が付けられている場合は、そのオブジェクトとすべての関連属性 (コメントや共有オプションなど) がデータベースに再び保存されます。 QMF 一時記憶域は、オブジェクト・データを表示するために更新されます。QMF CONFIRM プロファイル・オプションが YES に設定されている場合は、確認プロンプトが表示されます。

オブジェクトに名前が付けられていない場合、オブジェクト・データはデータベースに再び保存されることはありません。ただし、そのオブジェクト・データを表示するために QMF 一時記憶域は引き続き更新されます。他の関連オブジェクト属性はいずれも保存できず、無視されます。

現行オブジェクトを保存してオブジェクト名を指定するには、次のようにします。

手順

  1. SAVEAS コマンドを、オブジェクト名パラメーターを指定して、または指定せずに、入力します。 あるいは、「File」メニューから「Save as」項目を選択します。
  2. 新規オブジェクト名を指定することも、既存のオブジェクト名を使用することもできます。 QMF CONFIRM プロファイル・オプションが YES に設定されている場合は、確認プロンプトが表示されます。SAVEAS コマンドが成功すると、現行オブジェクト所有者と現行オブジェクト名が、保存されたオブジェクトの所有者と名前に変わります。
  3. 編集セッションを終了せずに現行オブジェクトを保存するには、SAVE コマンドを入力するか、 または「ファイル」メニューから「保管」項目を選択します。
  4. 編集セッションを終了して、すべての変更を保存するには、EXIT コマンドを入力するか、 または「ファイル」メニューから「終了」項目を選択します。
  5. 変更を保存せずに編集セッションを終了するには、CANCEL コマンドを入力するか、 または「ファイル」メニューから「取消し」項目を選択します。