クラスターへのノードの追加
clmgr コマンドを使用して、既存のクラスターにノードを動的に追加することができます。
clMain という名前のクラスターを作成するシナリオについて考えてみます。参加ノードが nodeA および nodeB である場合、次のコマンドを入力して、これらのノードを clMain クラスターに追加します。
clmgr create cluster clMain NODES=nodeA,nodeB
デフォルトでは、nodeA およびnodeB の START_ON_BOOT パラメーターの値は FALSE です。START_ON_BOOT パラメーターの値が TRUE である場合、システムのリブート後、ノードのクラスター・サービスは自動的にオンラインになり、query node の STATE パラメーターの値は ONLINE に設定されます。START_ON_BOOT パラメーターの値が FALSE である場合は、システムのリブート後に、ノードのクラスター・サービスを手動でオンラインにする必要があります。システムのリブート後、query node の STATE パラメーターの値は OFFLINE に設定されます。
nodeA および nodeB で clMain クラスターを作成した後、次のコマンドを実行して、nodeC も clMain クラスターに追加できます。
clmgr add node nodeCデフォルトでは、nodeC の START_ON_BOOT パラメーターの値は FALSE です。nodeC を clMain クラスターに追加するときに、次のコマンドを実行して、START_ON_BOOT パラメーターの値を TRUE に設定できます。
clmgr add node nodeC START_ON_BOOT=TRUE既存のノードで構成されている START_ON_BOOT パラメーターの値を変更できます。START_ON_BOOT パラメーターの値を TRUE に変更する場合、次のコマンドを実行します。clmgr online node nodeC when=rebootclmgr online node コマンドには、以下の属性があります。- MANAGE
- この属性の値は、
autoまたはmanualに設定できます。 この属性の値をautoに設定すると、clmgr コマンドは、自動的にリソース・グループをオンラインにするか、クラスター・ノードをオンラインにします。この属性の値をmanualに設定する場合、リソース・グループを手動でオンラインにする必要があります。MANAGE 属性のデフォルト値はautoです。
- WHEN
- この属性は、以下のいずれかの値に設定できます。
- now: clmgr コマンドは即時にクラスター・ノードをオンラインにして、START_ON_BOOT パラメーターの値は変更されません。
- reboot: clmgr コマンドはシステムのリブート後にクラスター・ノードをオンラインにして、START_ON_BOOT パラメーターの値は TRUE に設定されます。
- both: clmgr コマンドは即時にクラスター・ノードをオンラインにして、システムのリブート後に START_ON_BOOT パラメーターの値は TRUE に設定されます。
clmgr offline node nodeC when=rebootclmgr offline node コマンドには、以下の属性があります。- MANAGE
- この属性の値は、
offlineまたはmoveに設定できます。 この属性の値をofflineに設定すると、clmgrコマンドは、そのノードのリソース・グループを自動的にオフライン状態にしてから、ノードをオフライン状態にします。この属性の値をmoveに設定すると、clmgr コマンドは、リソース・グループ・ポリシーで指定されているようにそのノードから他のノードにリソース・グループを移動してから、クラスター・ノードをオフライン状態にします。manage 属性のデフォルト値はofflineです。
- STOP_RSCT
- この属性は、以下のいずれかの値に設定できます。
- yes: clmgr コマンドは、クラスター・ノード上の RSCT ピア・ドメインを停止します。RSCT_CLUSTER_STATE パラメーターの値は、query node で OFFLINE に設定されます。
- no: RSCT ピア・ドメインは、クラスター・ノードでオンラインのままmになりますが、ノードはどのリソース・グループもホストできません。RSCT_CLUSTER_STATE パラメーターの値は ONLINE ですが、query node の STATE パラメーターの値は OFFLINE です。
STOP_RSCT パラメーターのデフォルト値は no です。PowerHA® SystemMirror® for Linux の移行操作中、STOP_RSCT 属性の値は yes に設定されます。
- WHEN
- この属性は、以下のいずれかの値に設定できます。
- now: clmgr コマンドは即時にクラスター・ノードをオフライン状態にして、START_ON_BOOT パラメーターの値は変更されません。
- reboot: clmgr コマンドはシステムのリブート後にクラスター・ノードをオフライン状態にして、START_ON_BOOT パラメーターの値は FALSE に設定されます。
- both: clmgr コマンドは即時にクラスター・ノードをオフライン状態にして、システムのリブート後に START_ON_BOOT パラメーターの値は FALSE に設定されます。