セキュア接続を使用して、 Virtual I/O Server へのリモート接続をセットアップできます。
本タスクについて
Open Source Secure Sockets Layer (OpenSSL) および Portable Secure Shell (OpenSSH) ソフトウェアを使用すると、セキュア接続を使用して Virtual I/O Server に接続できます。 OpenSSLと OpenSSH,の詳細については、OpenSSLProjectと Portable SSHのウェブサイトを参照してください。
OpenSSH,を使用してVirtual I/O Serverに接続するには、以下のタスクを実行します:
手順
- バージョン 1.3.0より前のバージョンの Virtual I/O Server を使用している場合は、接続する前に OpenSSH をインストールしてください。 手順については、 OpenSSH および OpenSSLのダウンロード、インストール、および更新を参照してください。
- Virtual I/O Serverに接続します。
バージョン 1.3.0 以降を使用している場合は、対話式シェルまたは非対話式シェルのどちらかを使用して接続します。 1.3.0 より前のバージョンを使用している場合は、対話式シェルのみを使用して接続します。
- SSH を認証します。
バージョン 1.3.0 以降を使用している場合は、パスワードまたは鍵を使用して認証します。 1.3.0 より前のバージョンを使用している場合は、パスワードのみを使用して認証します。
- パスワードを使用して認証するには、SSH クライアントによってプロンプトが出されたらユーザー名とパスワードを入力します。
- 鍵を使用して認証するには、SSH クライアントのオペレーティング・システムで以下のステップを実行します。
- 鍵を保管するために、$HOME/.ssh と呼ばれるディレクトリーを作成します。 RSA 鍵または DSA 鍵を使用できます。
- ssh-keygen コマンドを実行して、公開鍵と秘密鍵を作成します。 例:
ssh-keygen -t rsa
これは、$HOME/.ssh ディレクトリーに次のファイルを作成します。
- 秘密鍵: id_rsa
- 公開鍵: id_rsa.pub
- 以下のコマンドを実行して、 Virtual I/O Server上の
authorized_keys2 ファイルに公開鍵を追加します。cat $HOME/.ssh/public_key_file | ssh username@vioshostname tee -a /home/username/.ssh/authorized_keys2
各項目の意味は次のとおりです。
- public_key_file は、前のステップで生成された公開鍵ファイルです。 例えば、id_rsa.pub。
- username は、 Virtual I/O Serverのユーザー名です。
- vioshostname は、 Virtual I/O Serverの名前です。
次の作業
Virtual I/O Server には、各リリースの OpenSSH または OpenSSL の最新バージョンが含まれていない場合があります。 さらに、 Virtual I/O Server リリースの間に、 OpenSSH または OpenSSL の更新がリリースされる場合があります。 このような状況では、 OpenSSH および OpenSSLをダウンロードしてインストールすることにより、 Virtual I/O Server 上の OpenSSH および OpenSSL を更新できます。 手順については、 OpenSSH および OpenSSLのダウンロード、インストール、および更新を参照してください。