ネットワーク・サーバー記述のエラー・メッセージのデバッグ
このトピックでは、ネットワーク・サーバー記述 (NWSD) エラー・コードのリストと、 Linux® 論理区画の NWSD エラー・メッセージのデバッグに役立つ説明を提供します。
Linux 論理区画をオンに変更しようとすると、エラー・メッセージが表示されることがあります。 これらのエラー・メッセージは、サーバーで実行する論理区画に適用されないネットワーク・サーバー記述 (NWSD) を作成するときに情報を入力すると表示されます。 NWSD に関連するすべてのエラー・メッセージは、問題の説明と問題の解決法を示して QSYSOPR に表示されます。
理由コード | コードの説明 |
---|---|
00000001 | IPL ソースとして *NWSSTG が指定されましたが、ストレージ・スペースが検出されませんでした。 |
00000002 | PARTITION パラメーターで指定された区画が検出されませんでした。 CHGNWSD IBM® i 制御言語 (CL) コマンドを使用して、NWSD 内の区画名を Hardware Management Console (HMC) で作成された区画名と比較し、必要に応じて区画名を変更します。 |
00000003 | PARTITION パラメーターで指定された区画は GUEST 区画ではありません (すなわち、PARTITION パラメーターに指定した区画の TYPE パラメーターには *GUEST の値がありません)。 |
00000004 | NWSD の PARTITION パラメーターで指定された区画を使用しているアクティブな IBM i 論理区画には、既に NWSD があります。 |
00000005 | NWSD の PARTITION パラメーターで指定された区画の電源がオンになっている (おそらく LPAR 構成インターフェースを介して、または別の IBM i 論理区画から)。 |
00000006 | 区画がストリーム・ファイル (stmf) から始動するように設定されていますが、作動しませんでした。 オンに変更の操作を実行するユーザーは IPL STMF パラメーターへの読み取りアクセスが必要であることに注意する必要があります。 |
00000007 | NWSD がネットワーク・ストレージ・スペース (NWSSTG) から始動するように設定されていますが、カーネルは NWSSTG を検出できませんでした。 一般的な理由として、ストレージ・スペースにタイプ 0x41 としてフォーマットされたディスク区画または始動可能としてマークされたディスク区画がないことが考えられます。 |
00000008 | 区画が始動しません。 区画が始動しない理由は、さまざまです。 この区画の情報を参照して、SRC の見直しを始める必要があります。 |
00000009 | 論理区画として識別されている区画は構成されていません。 その区画に電源制御アクセスを持つユーザーを指定する必要があります。 |
00000010 | このネットワーク・サーバーにリンクされているネットワーク・サーバー・ストレージ・スペースに損傷があります。 次のレベルのサポートに連絡してください。 |
00000011 | さらに高水準のサポートに連絡して、問題に対する適正なソリューションを探します。 |
00000012 | RSRCNAME パラメーターで選択したリソース名は無効です。 TYPE(*CMN) パラメーターでハードウェア・リソース処理 (WRKHDWRSC) コマンドを使用して、リソース名を決定します。 |
00000013 | RSRCNAME コマンドで選択したリソースは存在しますが、指定された区画にありません。 TYPE(*CMN) パラメーターで WRKHDWRSC コマンドを使用して、指定した区画にあるリソース名を決定します。 |
00000014 | リソース名の区画を判別できません。 区画を直接指定するか、HMC でリソース定義を更新して、クライアント区画を指定します。 |
00000015 | 不明なエラーが発生しました。 次のレベルのサポートに連絡してください。 |