プロセッサー互換モード定義
各プロセッサー互換モードおよび各モードが稼働可能なサーバーについて理解できます。
次の表に、各プロセッサー互換モードを使用する論理区画が正常に稼働できる、それぞれのプロセッサー互換モードおよびサーバーを説明します。
| プロセッサー互換モード | 説明 | サポートするサーバー |
|---|---|---|
| POWER8 | POWER8 プロセッサー互換モードでは、 POWER8 プロセッサーのすべての標準機能を使用するオペレーティング・システム・バージョンを実行できます。 | POWER8を使用する論理パーティションは、ファームウェアレベル FW1010の POWER8 POWER9、および Power10 プロセッサベースのサーバー上で実行できます。 |
| POWER9 Base | POWER9 ベース プロセッサー互換モードでは、レベル FW910のファームウェアによって使用可能にされた POWER9 プロセッサーのフィーチャーを使用するオペレーティング・システム・バージョンを実行することができます。 | POWER9_Base プロセッサー互換モードを使用する論理区画は、 POWER9上で実行できます。 およびファームウェア・レベル FW1010以降の Power10 プロセッサー・ベース・サーバー。 |
| POWER9 | POWER9 プロセッサー互換モードでは、レベル FW940のファームウェアによって使用可能にされた POWER9 プロセッサーのフィーチャーを使用するオペレーティング・システム・バージョンを実行することができます。 | POWER9 プロセッサー互換モードを使用する論理区画は、 POWER9上で実行できます。 およびファームウェア・レベル FW1010以降の Power10 プロセッサー・ベース・サーバー。 |
| Power10 | Power10 プロセッサー互換モードでは、レベル FW1010のファームウェアによって使用可能にされた Power10 プロセッサーのフィーチャーを使用するオペレーティング・システム・バージョンを実行することができます。 | Power10 プロセッサー互換モードを使用する論理区画は、ファームウェア・レベル FW1010以降の Power10 プロセッサー・ベースのサーバー上で実行できます。 |
| デフォルト | デフォルト・プロセッサー互換モードは、ハイパーバイザーが論理区画の有効モードを判別できるようにする構成済みプロセッサー互換モードです。 構成済みモードをデフォルトに設定すると、ハイパーバイザーは有効モードをオペレーティング環境がサポートする最も機能の豊富なモードに設定します。 ほとんどの場合、これは論理区画が活動化されているサーバーのプロセッサー・タイプです。 | 構成済みプロセッサー互換モードがデフォルトの論理区画が稼働できるサーバーは、論理区画の有効プロセッサー互換モードに依存します。 |