エラー・ログおよびイベント・ログの表示

サービス・プロセッサーでのすべてのエラー・ログおよびイベント・ログのリストを表示します。

本タスクについて

さまざまなサービス・プロセッサー・ファームウェア・コンポーネントが生成したエラー・ログおよびイベント・ログを表示することができます。 これらのログのコンテンツは、ハードウェアの問題またはサーバー・ファームウェアの問題を解決するのに役立ちます。

この操作を実行するには、以下の権限レベルのうちのいずれか 1 つが必要です。
  • 一般
  • 管理者
  • IBM 認定サービス・プロバイダー

情報、エラー、および各種のログはすべての権限レベルで表示することができます。 IBM 認定サービス・プロバイダーは、 非表示のエラー・ログも表示することができます。

以下の表は、表示される可能性があるエラー・ログ・タイプを示します。 「条件」はあるエラー・ログをそのエラー・ログ・タイプ特有にするものであり、「ユーザー権限レベル」は特定のタイプのエラー・ログの表示を許可します。
表 1. エラー・ログ・タイプ
エラー・ログ・タイプ 条件 ユーザー可用性
重大度 アクション
通知ログ 通知 オペレーティング・システム (OS) へのレポート、しかし非表示ではない すべてのユーザーが使用可能
エラー・ログ 通知以外 OS へのレポート、しかし非表示ではない すべてのユーザーが使用可能
非表示ログ 通知以外および通知 OS へのレポート、非表示、または両方 IBM 認定サービス・プロバイダーおよびより高い権限のあるユーザーだけが使用可能
各種 通知 OS への報告なし すべてのユーザーが使用可能

エラー・ログおよびイベント・ログを要約フォーマットまたは完全詳細フォーマットで表示または消去するには、以下の手順を完了します。

手順

  1. 「ASMI へようこそ」ペインで、ユーザー ID とパスワードを指定し、 「ログイン」をクリックします。
  2. ナビゲーション領域で、 「システム・サービス・エイド」 を展開し、 「エラー/イベント・ログ」をクリックします。
    ログ・エントリーが存在する場合は、要約ビューにエラーおよびイベント・ログ・エントリーのリストが表示されます。
  3. リストされているいずれかのログの完全な詳細形式を表示するには、ログの対応するチェック・ボックスを選択し、 「詳細の表示」をクリックします。
    複数のログを選択すると、すべてのアクションが選択したすべてのログに対して適用されます。 完全詳細フォーマットは数ページにわたることがあります。 完全詳細フォーマット出力のコンテンツとレイアウトは、 イベントまたはエラー・ロギング・コンポーネントによって定義されています。
  4. 根本的な原因が解決されたプラットフォーム・エラー項目にマークを付けるには、 「報告済みとしてマーク」 をクリックします。
    こうしておけば、 システムがリブートしたとき、 これらのエントリーが再びオペレーティング・システムにレポートされることがなくなります。 いったんマークを付けておくと、 これらのエラーはサービス・プロセッサー・ヒストリー・ログに記録される他のエラーで上書きされます。
    注: 「報告済みとしてマーク」 ボタンは、権限レベルが認定サービス・プロバイダーである場合にのみ使用できます。
  5. 管理対象システムのエラー・ログ・リポジトリー情報またはイベント・ログ・リポジトリー情報を表示するには、 「エラー/イベント・ログ・リポジトリー情報の表示」 ボタンをクリックします。 エラーがログに記録されるときに、エラー/イベント・ログ・リポジトリーが満杯になる場合があります。 エラーをときどき確認しないと、新しいエラーがログに記録されない可能性があります。 このオプションは、次のパラメーターの情報を表示します。
    • エラー/イベント・ログ・リポジトリー
    • サービス・プロセッサー
    • Hypervisor
    • 最終ログの詳細
    • その他の重要な情報
  6. エラー/イベント・ログ・エントリーをクリアするには、削除する適切なエントリーを選択して、 「選択したエラー/イベント・ログ・エントリーをクリア」をクリックします。