NVMe デバイスの名前空間の作成

NVMe デバイスの名前空間を作成するには、スタンドアロン診断を使用します。

始める前に

システムおよびスタンドアロン診断要件については、 スタンドアロン診断を使用したデバイスのセキュア・データ削除を参照してください。

プロシージャー

  1. スタンドアロン診断から既にシステムをブートし、端末タイプを入力した場合は、ステップ 8に進みます。
  2. システムの電源をオフにします。 手順については、 システムの停止を参照してください。
  3. スタンドアロン診断からシステムをブートします。 スタンドアロン診断の実行については、 スタンドアロン・ハードウェア診断の実行を参照してください。
  4. 「 AIXへようこそ」 画面で、1 を入力して、システム・コンソールとして使用している端末を選択します。
  5. 「診断操作指示 (Diagnostics Operating Instructions)」 メニューから、Enter キーを押して続行します。
  6. 「機能選択 (Function Selection)」 メニューから、3 を入力して 「タスク選択 (Task Selection)」を選択します。
  7. 「端末の定義」 メニューから、端末タイプを入力します。
    注: PuTTYなどのリモート端末接続を使用する場合は、 VT320 または VT340 端末エミュレーションを使用します。
  8. 「タスク選択リスト (Task Selection List)」から、 「NVMe マネージャー (NVMe Manager)」 オプションを選択します。
  9. 「NVMe マネージャー (NVMe Manager)」 画面で、 「名前空間管理と添付ファイル (Namespace Management and Attachment)」 オプションを選択します。
  10. 「名前空間の管理と添付ファイル」 画面で、 「名前空間の作成」 オプションを選択します。
  11. 「名前空間: サポートされるコントローラーの作成」 ウィンドウで、名前空間を作成するデバイスを選択します。
    注: 名前空間を作成するデバイスが表示されない場合は、最大数の名前空間が既に作成されている可能性があり、それ以上名前空間を作成することはできません。
  12. 「名前空間の作成 (Create a Namespace)」 画面で、目的の名前空間サイズを入力します。 「LBA フォーマット (LBA Format)」フィールドおよび「作成後に接続 (Attach after Create)」フィールドに何を入力するのか分からない場合は、デフォルト値を使用してください。
  13. 「COMMAND STATUS」 画面から、 F3 (ファンクション・キー 3) を押して、 「Namespace Management and Attachment」 画面に戻ります。
  14. さらに名前空間を作成するには、ステップ 10 から 13を繰り返します。 名前空間の最大数を作成するには、ステップ 11で名前空間を作成できなくなるまで、ステップ 10 から 13 を繰り返します。