mkrep コマンド

目的

仮想メディア・リポジトリーを作成します。

構文

mkrep -sp ParentStoragePool -size Size

説明

mkrep コマンドは、指定された親ストレージ・プール内に仮想メディア・リポジトリーを作成します。 仮想メディア・リポジトリーは、ファイル・バックアップ付き仮想光ディスク・デバイスに概念的に挿入される仮想光メディアを保管するために使用されます。 ファイル・バックアップ付き仮想光ディスク・デバイスの作成方法の詳細については、 mkvdev コマンドを参照してください。

-size フラグは、リポジトリーに必要な最小サイズを指定します。 Size を指定するときは、以下の規則を使用する必要があります。
サイズ ファイル・ストレージ・プールの最小サイズ
###M/m ###MB
###G/g ###GB

フラグ

フラグ名 説明
-size サイズ リポジトリーに必要な最小サイズを指定します。
-sp ParentStoragePool リポジトリーが作成される親ストレージ・プールを指定します。 親ストレージ・プールは論理ボリューム・プールでなければなりません。

論理ボリューム・ストレージ・プール client_data 内に、最小 100 メガバイトのサイズで、仮想メディア・リポジトリーを作成するには、次のように入力します。
mkrep -sp client_data -size 100m