lsvopt コマンド

目的

システムの仮想光ディスク・デバイスに関する情報をリストおよび表示します。

構文

lsvopt [ -vtd VirtualTargetDevice] [-フィールド フィールド名] [-fmt デリミタ]

説明

lsvopt コマンドは、Virtual I/O Server 内のファイル・バックアップ付き仮想光ディスク・デバイスに関する情報を表示します。 フラグがなにも指定されない場合は、すべての定義済みファイル・バックアップ付き仮想光ディスク・デバイス、ロードされたメディア、およびそのメディアのサイズのリストが表示されます。 -vtd フラグを指定した場合は、任意の仮想ターゲット・デバイスにロードされたメディアおよびそのサイズが表示されます。

このコマンドでは、-field フラグおよび -fmt フラグを使用することによって、完全なスクリプト記述がサポートされます。

フラグ

フラグ名 説明
-vtd ファイル・バックアップ付き仮想光メディアの仮想ターゲット・デバイスを指定します。
-field FieldName フラグが指定されていない場合、以下のフィールドがサポートされます。
vtd
ファイル・バックアップ付き仮想光メディアの仮想ターゲット・デバイス
メディア
ロードされたメディアのファイル名またはメディアなし
サイズ
ロードされたメディアのサイズまたは該当なし
-fmt Delimiter 出力フィールドを分離する区切り文字を指定します。

例

Virtual I/O Server 内のファイル・バックアップ付き仮想光ディスク・デバイスに関する情報を表示するには次のコマンドを入力します。
lsvopt
システムは次のような出力を表示します。
VTD             Media                                   Size(mb)
testopt         No Media                                     n/a
vtopt2          No Media                                     n/a
vtopt3          clientCD                                     640
vtopt4          No Media                                     n/a
vtopt5          No Media                                     n/a
vtopt6          No Media                                     n/a
vtopt7          No Media                                     n/a
vtopt8          No Media                                     n/a
vtopt9          No Media                                     n/a
vtopt10         No Media                                     n/a
vtopt11         No Media                                     n/a
vtopt12         No Media                                     n/a
vtopt13         clientCD                                     640
vtopt14         No Media                                     n/a
vtopt15         No Media                                     n/a
vtopt16         installDVD1                                 1000
vtopt17         installDVD2                                  100