i RST を使用した Linux データのリストア
Restore (RST) IBM® i CL コマンドを使用して、 i リソースを使用する Linux® 論理区画のデータを復元できます。
本タスクについて
IBM i コマンドを使用して個々の Linux ファイルを保管および復元するには、統合ファイル・システム内の QNTC ディレクトリーを使用する必要があります。 ファイル共用を使用して、保存および復元したファイルにアクセスできます。 Linuxで Samba を使用してファイル共用を定義し、QNTC を使用してファイル共用にアクセスすることができます。
Restore (RST) は、リソースを共用する論理区画の共用磁気テープ・ドライブから Linux ファイルを復元するための i コマンドです。 「オブジェクトの復元 (Restore Object)」画面で、以下のパラメーター値を入力します。手順
- 磁気テープ装置から復元するには、関連付けられた i 装置記述を 「装置」 フィールドに入力します。 例えば、磁気テープ装置の名前が TAP01の場合は、
/qsys.lib/tap01.devdと入力します。 - ライブラリー QGPL 内の保存ファイルから復元する場合は、関連したファイル名を入力する。 例えば、
/qsys.lib/qgpl.lib/myfile.fileと入力する。 - 「オブジェクト: 名前」 フィールドに、サーバー、共有、またはファイルを入力します。例えば、ご使用のサーバーが MYSERVER と命名されている場合、共用名は MYSHARE であり、ここには復元する必要のあるすべてのディレクトリーとファイルが入ります。
/QNTC/MYSERVER/MYSHAREと入力します。