このタスクについて
初期コンテキスト・ファクトリー (ICF) クラスを使用すると、リモート Java™ クライアントがアプリケーションに接続できるようになります。 このクラスは、アプリケーション・ベンダーによって提供されます。 アプリケーションは、エージェントのセットアップ時に ICF コードを使用してこれらを識別します。 初期コンテキスト・ファクトリー・コードは、以下の JMS ベンダーのアプリケーションで事前定義されています。
- IBM® WebSphere® MQ ( IBM WebSphere Internet Inter-ORB Protocol URLを介してアクセスする MQSeries ® の場合)
- ファイル (ファイル URLを介してアクセスされる MQSeries の場合)
上記のリストに 含まれていない JMS サーバー (例えば、 ActiveMQ) を使用している場合は、その JMS サーバーの初期コンテキスト・ファクトリー・コードをアプリケーションで作成する必要があります。
手順
- Applications Manager を開き、必要なアプリケーションを選択します。
- Applications Manager を開きます。 アプリケーション・ルールのサイド・パネルのツリーから、「システム管理」>「初期コンテキスト・ファクトリー・コード」を選択します。 作業領域に、「初期コンテキスト・ファクトリー・コード」ウィンドウが表示されます。
- + アイコンを選択して、新規初期コンテキスト・ファクトリー・コードを作成します。 「初期コンテキスト・ファクトリー」ウィンドウが表示されます。
- 「初期コンテキスト・ファクトリー」フィールドに、JMS ベンダーから提供されたクラスの名前を入力します。 例えば、 ActiveMQ, の場合、クラス名は org.apache.activemq.jndi.ActiveMQInitialContextFactory です。
- 「簡略説明」フィールドに、最大 40 文字の記述名を入力します。 この名前は次の手順で使用するため、メモしておいてください ( トランザクション情報の定義を参照してください)。 ActiveMQ, の場合は、 ActiveMQ と入力します。
- 「詳細説明」フィールドに、初期コンテキスト・ファクトリーの詳細な説明を 100 文字以内で入力します。
- 新しい初期コンテキスト・ファクトリー・コードを保存して、ウィンドウを閉じます。
注: ActiveMQ JMS の使用時に「タイマーは既に取り消されました (Timer already cancelled)」というエラーが表示された場合は、 ActiveMQ サーバーを再始動します。
結果
ICF について詳しくは、 初期コンテキスト・ファクトリー・コードの作成を参照してください。