組織モデル化のためのガイドライン

Sterling™ Order Managementシステムの組織階層モデルのセットアップを準備する際、各組織に定義したい役割と責任を特定する必要があります。

どの組織がどの役割および責任を持つべきかを決定するには、次のように行います。

  1. 組織階層に対して各組織を識別します。 すなわち、ビジネス・グループ (business group)、会社、法人組織、セールス組織、および購入組織です。

    ビジネス・グループ (business group) が複数の会社をもつ理由はいくつか考えられます。 会社の買収が一例です。 ビジネス・グループ (business group) が 2 つの関係のないビジネスを持っている場合も、他の一例です。

    会社は、通貨、課税構造、またはその他の法的必要条件などの法律問題に関して互いに異なる地理的地域で活動する場合は、複数の法人組織を持つ必要があることがあります。

    セールス組織を定義するための基準を決定します (例えば、販売チャネル、製品グループ、ジオグラフィー、または顧客)。 セールス組織には、ソーシング・ルールおよび価格設定ルールがあります。 このことは、セールス組織を決定する上で役に立ちます。 例えば、異なる販売チャネルまたはジオグラフィーに対して異なる価格設定ルールまたはソーシング・ルールがある場合、セールス組織は、販売チャネルとジオグラフィーに基づくことができます。

  2. 組織階層内の組織についてエンタープライズを識別します。 エンタープライズを識別するための考慮事項については、「 Model example 1: Electronics company 」および「 Model example 2: third-party logistics company」の例で説明されています。
  3. カタログ組織 (catalog organization) (単数または複数) を識別します。 組織階層内のどの組織でもカタログ組織 (catalog organization) にすることができます。 一般に、主要会社がカタログ組織 (catalog organization) です。 会社の 2 つの組織が 2 つの異なる物理的アイテムに対して同じアイテム ID を持っており、会社がその 2 つのアイテムに対して共通のアイテム ID を持っていない場合は、カタログ組織 (catalog organization) は、組織階層の下位レベルで定義する必要があります。 2 つの法人組織が互いのアイテムを抱き合わせ販売しない場合は、カタログ組織 (catalog organization) を下位レベルで定義することができます。 しかし、カタログ組織 (catalog organization) を階層構造の在庫組織よりも下位にすることはできません。
  4. 在庫組織 (単数または複数) を識別します。 組織階層内のどの組織でも在庫組織にすることができます。 一般に、在庫組織は法人組織レベルに保持されます。 在庫組織を階層内のこのレベルにしておくことには、長所と短所の両方があります。 例えば、在庫組織が法人レベルにある場合、その法人組織のセールス組織はすべて、法人組織のロケーション内の在庫に対して同等のアクセス権を持ちます (セールス組織のアクセス権を在庫組織内の指定の物理的ロケーションにのみ制限する機能を使用)。 これは、1 つのビジネスでは長所ですが、別のビジネスでは短所になり得ます。
  5. 物理的ロケーションの所有者 (ノード) を識別します。 この定義は、ほとんどの場合、物理的ロケーションの実際の所有権をマップする必要があります。 一般に、法人組織は物的資産の所有者であり、ノードの所有者組織としてモデル化されます。