JSON の出力形式の指定

出力が JSON 形式の場合、ビジネス・ニーズに応じて常に配列またはオブジェクトになるように単一の子エレメントを構成できます。

実行時にこのオプションを更新することはできません。 変更を加えた場合は、カスタマイズ・パッケージを使用して EAR を再デプロイする必要があります。

親エレメントのタグ名で始まる単一の子エレメントは、配列として出力され、その他の子エレメントはオブジェクトとして出力されます。 例:
  • XPath: OrderList/Order の単一要素は常にJSON配列として出力されます。
  • XPath: Activities/Activity-Activity の単一エレメントは常に JSON オブジェクトとして出力されます。

このユーティリティーは、異なる基準またはビジネス・ニーズを持つシナリオに使用できます。

JSON の出力形式を構成する手順

  1. 常に配列またはオブジェクトとして構成されるエレメントに関する詳細を含む xapiRest_jsonXPathTransformations.xml ファイルを runtime/extensions/global/template/resource フォルダーに追加します。
    注: 配列またはオブジェクトとして設定したいエレメントの完全な XPath を指定する必要があります。 例えば、 Order.OrderLines.OrderLine.LineAdjustments.Adjustment の Adjustment エレメントを常に配列になるように構成するには、XPath を Order/OrderLines/OrderLine/LineAdjustments/Adjustmentとして使用します。
    サンプル XML ファイル:
    <JSONTransformations>
         <Transformation Type="ForceToObject" XPath="AllocationRuleList/AllocationRule"  />
         <Transformation Type="ForceToArray" XPath="Activities/Activity"  />
    </JSONTransformations>
    

    xapiRest_jsonXPathTransformations.xml.sample サンプル・ファイルは、 runtime/resource フォルダーの下にあります。

  2. カスタマイズ・パッケージを作成します。
    ./sci_ant.sh -f ../devtoolkit/devtoolkit_extensions.xml export from runtime/bin
  3. カスタマイズ JAR を使用して EAR を再ビルドします。
    ./om-compose.sh update-extn <path to extensions.jar>