Web UI フレームワークにおける差分拡張性

差分拡張性により、画面の部分をカスタマイズすることができます。 変更は基本画面の上部にオーバーレイされます。 差分拡張性は、画面全体が置き換えられるオーバーライド拡張性と対比します。

差分拡張性では、拡張は表示または編集中の画面のファイルとは別のファイルに格納されます。 アプリケーションの実行時に、拡張はアプリケーションの機能に適用されます。 このような拡張性により、アップグレードの柔軟性が提供されます。

差分拡張性では、一般に以下のことを行うことができます。
  • 新規 UI コンポーネントを出荷時の状態の画面に追加する。
  • スタイル、ラベル、およびレイアウト・パラメーターなどの既存のコンポーネントを変更する。
  • 出荷時の状態の画面にあるコンポーネントを非表示にする。
  • 拡張性を通じて追加されたコンポーネントを削除する。
    注: すぐに使用可能なコンポーネントまたはコンポーネント・プロパティーは削除できません。
  • イベントに対応する。