パラメーター名
このセクションでは、パラメーター名とその使用方法について説明します。
- 格納パラメーター名
- ランタイム・ライブラリーに保管されているパラメーターの名前。 例:
LIMIT - PARMGEN 名
- PARMGEN パラメーター・リスト内の名前。 例:
KDS_TEMS_STORAGE_LIMIT_EXTEND
名前に n または nn を含むパラメーター
一部の パラメーターは名前に n または nn を含んでいます。 それらは、構成プロファイル内に出現する実際のコマンド名ではありません。 n または nn は、構成プロファイル内に、このパラメーターのインスタンスが複数存在してもかまわないことを意味します。 例えば、特定のスタックのグローバル (すべてのスタック) 収集値をオーバーライドするような、すべてのインスタンスに対する値のセットは 1 つなので、モニター・エージェント・コンポーネント・オーバーライド・コマンド (例えば、KN3_TCPXnn_OVRD_CONN または KN3_TCPXnn_OVRD_FTP) のインスタンスのセットが複数存在する可能性が高くなります。 同様に、いくつかの非標準パラメーターを定義した場合、KN3_AGT_NONSTDn_DSN、KN3_AGT_NONSTDn_MBR、KN3_AGT_NONSTDn_PARM の値の複数のインスタンスを持つことになります。 名前全体で検索してパラメーターを見つけることができない場合は、インスタンスを定義する番号の部分を除いて、名前の一部で検索を試みてください。
「適用外」が指定されたパラメーター
いくつかのパラメーターは、フィールドの説明に「N/A」(適用外) と示されています。 これは、説明にあるモードを使用して設定できないパラメーターであることを意味します。
PARMGEN で構成プロファイル・ファイルにおけるスタック固有の構成 (グローバル値でなく) のパラメーター・セットの複数インスタンスを指定する方法と、バッチ・モードでこれと同じパラメーターを処理する方法には違いがあります。 先述のように、PARMGEN のオーバーライド・コマンドにはパラメーター名の途中に 2 桁の番号 (nn) が追加され (例、KN3_TCPXnn)、グローバル値のスタック固有のオーバーライドであることを示します
(例、
KN3_TCPX01_OVRD_CONN または KN3_TCPX02_OVRD_CONN はグローバル値 KN3_TCP_CON のオーバーライドを示す)。 バッチ・モードでは、スタック固有のオーバーライドを示す 2 桁の番号は追加されません。 代わりに、バッチ・オーバーライドは、以下のサンプル・バッチ・モード・ファイルに示すように、 KN3_TCPX BEGIN または KON_TCPX BEGIN ステートメントで示され、 KN3_TCPX END または KON_TCPX END ステートメントで終了します。 ** TCP/IP Information:
KN3_TCP_DATA SYS1.TCPPARMS(TCPDATA)
KN3_TCP_SAMP_INTERVAL 1
KN3_TCP_STACK Y
KN3_TCP_CON Y <-- global default
.
.
** Define TCP monitoring systems member:
KN3_TCPX BEGIN * Table begin
KN3_TCPX_ROW
KN3_TCPX_SYS_NAME $$$$
KN3_TCPX_ADDR_SPACE $$$$$$$$
KN3_TCPX_PROF_DATASET TCPIP.PROFILE.TCPIP
KN3_TCPX_OGBL N
KN3_TCPX_OSTACK Y
KN3_TCPX_OTCPC Y <-- stack specific-default (this is also global)
.
.
**KN3_TCPX_PROF_MEMBER
KN3_TCPX_ROW
KN3_TCPX_SYS_NAME $$$$
KN3_TCPX_ADDR_SPACE SAMPLESTACK
KN3_TCPX_PROF_DATASET USER.PARMLIB
KN3_TCPX_OGBL Y
KN3_TCPX_OSTACK Y
KN3_TCPX_OTCPC Y <-- stack specific for SAMPLESTACK
.
.
KN3_TCPX_PROF_MEMBER SAMPLESTACK <-- End of SAMPLESTACK parameters
.
.
KN3_TCPX END <--End of all overrides for all stacks