エクスポート済みデータ・レコードの形式
エクスポート済みデータ・レコードでは共通の形式が共有されますが、表と列の内容は製品固有のものになります。 このセクションのトピックでは、ディクショナリー項目の形式について説明します。
重要: このセクションの内容は、PDS V1と呼ばれる元の永続データ・ストア用に作成され、この永続データ・ストアに適用されます。 新しい PDS バージョン (PDS V2と呼ばれる) が存在するようになりました。 PDS V1 は最終的に非推奨になります。
単一の辞書データ・セットには、オリジナルのデータ・セットに記録されたあらゆる表の説明およびマッピング情報が含まれています。 多くの場合、表は可変長列と、列が使用可能でないデータの行を持つことができます。 欠落している列に関する情報 および変数列の長さは、データ・レコードに埋め込まれます。 一部の表には、相互に物理的にオーバーレイする列があります。 これらのオーバーレイのデータを取得しようとするときには、これを考慮する必要があります。
エクスポートされたファイルのデータは内部形式で保持され、多くのフィールドはバイナリー形式です。 出力ファイルは 3 つのセクションで構成され、各セクションは 1 つ以上のデータ行から構成されます。
- セクション 1 には、エクスポート対象データの作成に使用された データ・ソースに関する一般情報を記述します。
- セクション 2 は、データのマップに必要なディクショナリーを含みます。
- セクション 3 は、実際のデータ行を含みます。
ヒストリカル・データは関係表で保守されます。 したがって、ディクショナリー・マッピングは、 永続データ・ストアにデータが記録されているすべての表の表と列の情報を提供します。