パラメーター・ジェネレーター (PARMGEN)
Parameter Generator (PARMGEN とも呼ばれる) は、ランタイム環境の構成、複製、保守、および更新に使用できるアプリケーションです。
PARMGEN を使用して、RTE で構成するすべてのインストール済み製品とコンポーネントの包括的なパラメーター・リストを編集します。 その後、PARMGEN は製品を実行するために必要なカスタマイズされたファイルを生成し、ユーザーは指定したパラメーター値を使用して RTE を作成する一連のジョブをサブミットします。 パラメーターを編集してジョブをご自分でサブミットすることも、PARMGEN ワークフロー・インターフェースを使用することもできます。
PARMGEN 構成ソフトウェアは、多くの場合、ご使用のサイトに最適なデフォルト値を判別し、パラメーターに割り当てられているデータを検証して値が範囲内であることを確認します。 また、前提条件を検査し、データ・セットが正しく割り振られ、ジョブが正しく完了されるようにします。
ただし、構成ソフトウェアは、ご使用のサイトの仕様をすべて判別したり、製品の用途を正確に判別したりすることはできません。 そのため、製品を仕様に合わせて構成するには、 IBM® テンプレート・ファイルをカスタマイズする必要があります。 例えば、ジョブをサブミットするためにアプリケーションで使用される JCL を変更することについてよく理解しているとします。 少なくとも、通常はベンダー提供の JCL を変更して、ジョブ・カードを追加したり、ご使用のサイトに合わせてさまざまな値 (ジョブで使用される DASD を定義する値など) を変更したりする必要があります。
構成ファイルに対する必要な変更が容易に行えるように、IBM 提供のテンプレートは変数およびストリング置換を使用するように標準化されています。 これらのカスタマイズ可能なエレメントのほとんどすべての値は、1 カ所 (編集可能な構成プロファイル) で設定されます。 変数名はパラメーターの目的を説明しやすいように十分な長さです。
単一のパラメーターよりも大きいデータをランタイム・ファイルに追加する必要がある場合があります。 例えば、PARMGEN ではテンプレート・ジョブ・カードが提供されます。このカードに、ご使用のサイト用に必要な数だけ入力行を追加して、一度カスタマイズします。 ジョブ・カード・ファイル全体がテンプレート構成プロファイルに組み込まれているため、JCL をすぐにサブミットできます。 他のタイプの組み込みデータ (RTE プロファイルの設定に基づいて構成ソフトウェアが条件付きで組み込むことができるプログラムの SYSIN データなど) にも同じ概念が適用されます。 $PARSE プログラムは、構成プロファイルと組み込みファイルを読み取り、調整されたユーザー・バージョンの IBM テンプレートを生成します。 出力ファイルとジョブが最初に作業データ・セットに保管されるため、実動ファイルは変更の実装準備ができるまでは置換されません。
変数は $PARSE プロセス時に解決することも、シンボルのままにしておいて実行時に置換することもできます。 変数を使用することで、RTE を新規システムに複製する場合に行う必要がある変更の数が減ります。これは、システム固有の値が変数によって自動的に取得されるためです。
フレームワークとモニター製品の両方で、PARMGEN 構成ソフトウェアの外部で追加構成を行う必要があることに注意してください。 例えば、OMEGAMON ® for Db2® では、いくつかのバインド・プロシージャーを実行する必要があります。 これらの製品固有の追加の必要な構成タスクについては、各製品の「計画と構成ガイド」に文書化されています。