COMMIT コマンド

この動的コマンドは、保留中バッファー・データをすべてディスクにフラッシュします。 パフォーマンス上の理由から、 永続データ・ストア は、永続テーブルが更新されるたびに即時にディスクに書き込むわけではありません。 更新は、仮想ストレージのバッファーに入れられます。 最終的には、バッファーに入れられた更新は、最適なタイミングでフラッシュされます (ディスクに書き込まれます)。 ただし、このアーキテクチャーでは、保留中のバッファーに入れられた更新がフラッシュされる前にファイルが早期にクローズされた場合、 永続データ・ストア ・ファイルが破損 (無効) になる可能性があります。 ファイルが途中で閉じられると、ファイル内に不整合な情報が残る可能性があります。 COMMIT コマンドは、データ・ストア・ファイルが破損する危険性を 限定するためのものです。 一部のアプリケーションは、データを挿入した後に 自動的にこのコマンドを実行します。

重要: このセクションの内容は、PDS V1と呼ばれる元の永続データ・ストア用に作成され、この永続データ・ストアに適用されます。 新しい PDS バージョン (PDS V2と呼ばれる) が存在するようになりました。 PDS V1 は最終的に非推奨になります。
以下のような既知の事情により、ファイルが破損する可能性があります。
  • 永続データ・ストア ・リカバリー・ルーチンの実行を妨げる重大な異常 モニター・サーバー 終了
  • 最初に モニター・サーバー を停止せずに実行された IPL

構文

COMMIT