特定のロケールで Rule Designer を開く

Rule Designer は、オペレーティング・システムのロケール以外のロケールで開始できます。

始める前に

特定のロケールで Rule Designer を開くには、 IBM® Installation Managerでロケールを選択する必要があります。

このタスクについて

デフォルトでは、 Rule Designer は、ご使用のオペレーティング・システムのロケール、または IBM Installation Managerでインストール時に指定したロケールで開きます。 ロケール、および双方向ロケールの表示方向を変更できます。

手順

  1. <InstallDir>/eclipse.iniを開きます。

    Operational Decision Manager を既存の Eclipseにインストールした場合、 eclipse.ini ファイルは Eclipse インストール・ディレクトリーにあります。

  2. 以下のプロパティーを追加します。
    • -nl <locale>: ロケールを指定します。例えば、フランス語に設定するには、以下のようにします。

      -nl 
      fr_FR
    • (オプション) -dir <orientation>: Eclipseの表示方向を変更します (例: -dir ltr)。

      ltr プロパティーは左から右の方向を設定し、rtl は右から左の方向を設定します。

      注: 双方向ロケールの場合、ルール・エディターは右から左にローカライズされ、表示されます。 ただし、 Rule Designer インターフェースの残りはローカライズされていません。 双方向ロケールで Eclipse を開始すると、右から左に表示されますが、 Rule Designer は英語のままです。 ltr 値を使用して、 Rule Designer を左から右に、エディターを右から左に表示できます。
    注:
    • コマンド行で -nl <locale> 引数を使用して、特定のロケールで Eclipse を開始できます。

    • コマンド行で -dir <orientation> 引数を使用すると、 Eclipse を開始してインターフェースの方向を合わせることができます。

  3. 変更内容を保存します。
  4. ご使用の Eclipse システムのデフォルトのエンコードに、指定したロケールとの互換性があることを確認します。 特定のエンコードを選択するには、 eclipse.ini ファイルの末尾にプロパティー -Dfile.encoding=<encodingName>を別の行に追加します。
    サポートされているすべてのロケールと互換性があるため、推奨されるエンコードは UTF-8 です。
    表 1. Designer のサポートされるロケール
    言語 ロケール
    中国語 (繁体字) zh_TW
    中国語 (簡体字) zh_CN
    オランダ語 (オランダ) nl_NL
    英語 (UK) en_GB
    英語 (US) en_US
    フランス語 (フランス) fr_FR
    ドイツ語 (ドイツ) de_DE
    イタリア語 (イタリア) it_IT
    日本語 (日本) ja_JP
    韓国語 (韓国) ko_KR
    ノルウェー語 (ノルウェー) no_NO
    ポーランド語 (ポーランド) pl_PL
    ポルトガル語 (ブラジル) pt_BR
    スペイン語 (スペイン) es_ES
    スウェーデン語 (スウェーデン) sv_SE