環境変数の設定

コンポーネントを開始する前、または構成ファイルで作業する前に、環境スクリプトを実行することで該当する環境変数を設定します。

環境スクリプトは、以下の必須環境変数を設定します。 環境スクリプトは、コンポーネントがインストールされている正しい場所に自動的に構成されます。 その他の環境変数は、必要に応じて Network Manager コンポーネントによって自動的に設定されます。

$NCHOME
Netcool ® ホーム・ロケーション。デフォルトでは、インストール・ディレクトリーの下の netcool ディレクトリーになります。
  • /opt/IBM/netcool/core
$NMGUI_HOME
Network Manager GUI コンポーネントがインストールされている場所。 デフォルトでは、この場所は /opt/IBM/netcool/gui/precision_gui です。
$ITNMHOME および $PRECISION_HOME
Network Manager のホーム・ロケーション。デフォルトは $NCHOME/precisionです。
  • /opt/IBM/netcool/core/precision
注: このスクリプトは $PRECISION_HOME も設定します。 デフォルトでは、$PRECISION_HOME は $ITNMHOMEと同じ場所に設定されますが、製品の他の部分で使用されます。
$DASH_HOME ($DASH_HOME)
Dashboard Application Services Hubのインストール場所。 デフォルトでは、この場所は /opt/IBM/JazzSM/ui です。
$JazzSM_HOME
Jazz for Service Managementのインストール場所。 デフォルトでは、この場所は /opt/IBM/JazzSM です。

Network Manager 環境変数を設定するには、インストールしたコンポーネントに適したスクリプトを実行します。 コア・コンポーネントがインストールされているサーバーおよび GUI コンポーネントがインストールされているサーバーには異なるスクリプトがあります。

重要: コア・コンポーネントと GUI コンポーネントを 1 つのサーバーにインストールした場合は、両方のスクリプトを実行してください。
適切な環境スクリプトを実行します。

Network Manager コア・コンポーネントがインストールされているサーバーでは、環境スクリプトは installation_directory/netcool/core/env.shです。

例えば、Bash シェル、Bourne シェルと Korn シェルでは、以下のような行を使用して env.sh スクリプトをソーシングします。
. /opt/IBM/netcool/core/env.sh

Network Manager GUI コンポーネントがインストールされているサーバーでは、スクリプトは installation_directory/nmgui_profile.sh(例えば、 /opt/IBM/netcool/nmgui_profile.sh) です。

例えば、Bash シェル、Bourne シェルと Korn シェルでは、以下のような行を使用して nmgui_profile.sh スクリプトをソーシングします。
. /opt/IBM/netcool/nmgui_profile.sh
環境変数を設定したら、 Network Manager を開始して、正しく実行されていることを確認します。