mibconfig.dbserver テーブル

mibconfig.dbserver テーブル は、MIB ID およびログイン情報の構造を定義します。

以下の表は、mibconfig.dbserver テーブルについて示しています。

表 1. mibconfig.dbserver データベース表スキーマ

列名

制約

データ型

説明

m_DbId

NULL 以外

テキスト

データベース ID。

m_DbName

NULL 以外

テキスト

データベースの名前。 デフォルトはNCIMです。

m_EmbeddedProcess   テキスト

データベースを使用するプロセスの名前。

m_EncryptedPwd   整数 OQL insert 内のパスワードを暗号化するかどうかを示すフラグ。
  • 0: いいえ
  • 1: はい
m_Hostname

NULL 以外

テキスト

データベース・サーバーのホスト名。

m_IsDB2HADREnabled   整数

DB2データベースが HADR モードで動作しているかどうかを示すフラグ:

  • 0: データベースが HADR モードで実行されていません。
  • 1: データベースは HADR モードで実行されています。
m_OracleService   整数

Oracle を使用している場合、このフラグは、接続がサービスに対して行われているのか、SID に対して行われているのかを示します。 Oracle 以外のトポロジー・データベースを使用している場合、このフラグは無視されます。 デフォルトは 0 です。

  • 0: Oracle SID を使用して接続。
  • 1: Oracle サービス名を使用して接続。
m_Password

NULL 以外

テキスト

データベースのパスワード。

m_PortNum  

整数

データベースのポート (デフォルトを受け入れない場合)。

m_Schema

NULL 以外

テキスト

データベース・スキーマの名前。

m_ScriptTimeoutSecs   整数

データベース接続がタイムアウトするまでの秒数。

m_Server

NULL 以外

テキスト

データベースサーバー: Oracle DB2 または SQLite

m_Username

NULL 以外

テキスト

データベースのユーザー名。

DbLogins.cfg ファイル内の mibconfig.server テーブルへの insert の例

以下の insert は、デフォルトの $NCHOME/etc/precision/MibDbLogin.cfg 構成ファイルで構成されます。
insert into mibconfig.dbserver
(
    m_DbId,
    m_Server,
    m_DbName,
    m_Schema,
    m_Hostname,
    m_Username,
    m_Password,
    m_PortNum,
    m_EncryptedPwd,
    m_OracleService
)
values
(
    "MIB",  -- Logical name for this conection (don't change it)
    "db2",
    "NCIM",
    "ncmib",
    "localhost",
    "ncim",
    "ncim",
    50000,
    0,
    1
);