内部結合照会

内部結合では、2 つの表の行を各表の共有列の値を基準として照合するために、比較演算子が用いられます。内部結合はもっとも一般的な結合型です。

内部結合照会を実行するには、以下の文を入力します。

MYDB.SCHEMA(USER)=> SELECT * FROM weather INNER JOIN cities ON 
(weather.city = cities.name);

weather 表と cities 表は連結していることから 2 つの列に都市名が含まれます。重複を避けるために、アスタリスク (*) を使用するのではなく、出力列を明示的にリストすることができます。

MYDB.SCHEMA(USER)=> SELECT city, temp_lo, temp_hi, prcp, date, location
     FROM weather, cities WHERE city = name;

列にはすべて異なる名前が付けられていることから、この例では期待どおりの結果が出ています。良い方法ではありますが、結合照会において列に完全修飾された名前を付けるには、以下の文を使用します。

MYDB.SCHEMA(USER)=> SELECT weather.city, weather.temp_lo, weather.temp_hi, 
weather.prcp, weather.date, cities.location FROM weather, cities WHERE 
cities.name = weather.city;