JDBC デバッグ・ロギング

JDBC のデバッグ・ロギング・メカニズムは、GUI から利用することも、接続 URL にオプションを指定して利用することもできます。

接続 URL のオプションは、以下のセクションで説明します。

loglevel

以下のログ・レベルを設定できます (大/小文字の区別はありません)。

表 1. ログ・レベル
レベル 数値 結果
OFF 0 メッセージは記録されません (デフォルト)。
DEBUG ※2 デバッグ・レベルでロギングされます。 各メッセージが記録されます。
INFO 3 情報メッセージ、入り口/出口ステートメント、リカバリー不能メッセージだけがログに記録されます。
エントリー_エグジット 4 入り口/出口ステートメントとリカバリー不能メッセージだけがログに記録されます。
fatal 5 リカバリー不能メッセージのみが記録されます。
以下の例のように、タイプまたは番号を使用してログ・レベルを入力します。
loglevel=entry_exit
loglevel=4

loggertype

以下のように、ログ・フォーマット・タイプを設定できます。 この値に大/小文字の区別はありません。
  • loggertype=text (デフォルト)
  • loggertype=html

logdirpath

以下のように、ログ・ファイルのディレクトリー・パスを設定できます。
logdirpath=path_on_the_local_file_system
logdirpath オプションのデフォルト値は以下のとおりです。
  • Windows の場合: C:\
  • UNIX およびLinux®オペレーティングシステム: /tmp/ディレクトリ
JDBC のログ・ファイルは nzjdbc_timestamp.LOGEXTENSION です。
  • timestamp は YYYY-MM-DD_HH-MM-SS の形式になります。
  • LOGEXTENSIONは'logか'HTMLどちらかで、'loggertypeオプションがテキストに設定されているかHTMLに設定されているかによる。

各接続ストリング・コンポーネントは、以下の例のようにセミコロンで区切ります。
jdbc:netezza://<host>/<database>;user=<username>;password=<password>; 
loglevel=<log_level>;logdirpath=<log_directory>
次の例はUNIXオペレーティング・システムに適用される:
jdbc:netezza://tom/will;user=admin;password=password;loglevel=2; 
logdirpath=/jdbc_log_file
次の例は、ウィンドウズ・オペレーティング・システムに適用される:
jdbc:netezza://tom/will;user=admin;password=password;loglevel=2; 
logdirpath=C:\