システムの一時停止

ホスト・バックアップなどの特定の管理タスクでは、システムを一時停止状態にする必要があります。 システムを一時停止すると、再開されるまで、新しい照会または作業はキューに入ります。 デフォルトでは、システムは、pause コマンドが実行された時点でアクティブになっている照会およびトランザクションを完了します。

一時停止状態に移行させるには、次のように入力します。
[nz@nzhost ~]$ nzsystem pause 
Are you sure you want to pause the system (y|n)? [n] y
続行する場合は y を入力します。 移行は、アイドル状態のシステムではすぐに完了しますが、アクティブ照会およびトランザクションの処理でビジー状態となっているシステムでは時間がかかります。 移行が完了すると、システムは、一時停止状態となります。これは、次のように、nzstate コマンドを使用して確認できます。
[nz@nzhost ~]$ nzstate
System state is 'Paused'.

-now オプションを使用すると、移行を強制的に一時停止状態にすることができます。この場合、システムは、任意のアクティブ照会およびトランザクションをアボートします。 ベスト・プラクティスとして、システムに強制終了させる前に、nzsession show -activeTxn コマンドを使用して現在アクティブなトランザクションのリストを表示してください。