nzstart コマンド

システムを停止した後、システム操作を開始するには、nzstart コマンドを使用します。 nzstart コマンドは、環境をセットアップしてスタートアップ・サーバーを起動することにより、システムの起動を開始するスクリプトです。

注:ホスト上で「nzstart実行する必要がある。 このコマンドをリモート実行することはできません。

構文

nzstart コマンドは次の構文を使用します。
nzstart [options]

入力

nzstart コマンドは次の入力を取ります。
表 1. nzstart の入力
入力 説明
nzstart -h ヘルプを表示します。
nzstart -D dataDir 使用するデータ・ディレクトリーを指定します。 デフォルトでは、install_dir/data です。
nzstart -log ファイル /dev/null ではなく、ログ・ファイルにデーモン出力を送ります。
nzstart -noWait システムがオンラインになるまで待機しません。
nzstart -timeout タイムアウト・エラーで終了するまでのコマンドの実行待機時間を秒単位で指定します。 デフォルトは 300 です。
nzstart -newSystem 新しいNetezzaシステムを開始します。 (新しいシステムが初めて起動する場合のみ使用されます)。

説明

nzstartコマンドは、以下のことを行います。
必要な特権
ホスト・システムに nz ユーザーとしてログオンできなければなりません。
共通タスク
システムを停止した後、システム操作を開始するには、nzstart コマンドを使用します。 nzstart コマンドはホスト構成を検証して、環境が正しく、かつ完全に構成されていることを確認します。欠落していたり、誤って構成されているファイルや設定がある場合は、該当するファイルまたは設定を示すメッセージを表示します。

一般に、ハードウェア障害が原因でシステムを起動できない場合には、このコマンドはタイムアウト・エラー・メッセージを表示します。 sysmgr.log ファイルを検討することで、nzstart コマンドが失敗した原因として考えられる問題を識別できます。

IBM® PureData® System for Analytics N1001およびIBM Netezza® 100システムでは、システム起動時にストレージパスの問題が検出されると、「sysmgr.logファイルにメッセージが書き込まれます。 ログには次のようなメッセージが表示されるmpath -issues detected: degraded disk path(s) or SPU communication errorこれは、ストレージアレイ内の問題を特定するのに役立つ。 パスの障害をチェックし、管理する方法の詳細については、 ハードウェア・パスのダウン を参照のこと。

ノート

nzstart スクリプトにはデフォルトのタイムアウトがあり、(120 + 3 * SPU 数) 秒となっています。 このデフォルトは以降のリリースで変更される場合があります。

この時間内にシステムが起動しなければ、nzstart コマンドは、システムが xxx 秒内に起動できなかったことを知らせる警告メッセージを返して出力します。 ただし、システムは起動を再試行し続けます。 タイムアウト値を指定することにより、このデフォルト時間を無効にすることができます。

使用法

以下に使用例を示します。
  • ディレクトリーを指定する
    nzstart -D /tmp/data
  • ログ・ファイル名を指定する
    nzstart -log /tmp/startlog
  • 待機せずに起動する
    nzstart -noWait
  • タイムアウト値を指定する
    nzstart -timeout 400