Netezza Performance Serverオプティマイザとクエリプラン
Netezza Performance ServerforCloud Pak for Dataと Netezza Performance ServerforCloud Pak for Data Systemは、コストベースのオプティマイザを使用して、スキャンとジョイン操作、ジョイン順序、SPU間のデータ移動(再分配またはブロードキャスト操作)の最適な方法を決定します。
システムは、結合、集約のグループ化、表作成、データのロードに関しては、データを再配分する場合があります。 再配分に関する意思決定はプランナーが行い、予想表サイズなどのコストに基づきます。 (大規模表の再配分はパフォーマンスに悪影響を及ぼすため、プランナーはできるだけ避けようとします)
オプティマイザーは、照会を動的に書き直して照会パフォーマンスを改善することもできます。 多くのデータウェアハウスで採用されている BI アプリケーションが生成する SQL は、複数のベンダーのデータベース上で実行されることを念頭に置いた設計となっています。 つまり、こうしたアプリケーションの移植性は、SQL の効率を犠牲にして実現されていることが珍しくありません。 アプリケーションが生成する SQL では、ベンダー独自の強化、機能、長所を最大限に活用できないわけです。 そこでオプティマイザーは、照会を動的に書き直して照会パフォーマンスを改善できるようになっています。