履歴表のヘルパー関数

履歴表のいくつかの列には、マッピングされた値とビット・マスクを使用するデータが格納されます。以下のヘルパー関数を履歴照会内で使用して、これらの内部値のさらに多くの読み込み可能なテキスト値およびストリングを返すことができます。

関数	説明	戻り値
FORMAT_QUERY_STATUS ()	この関数を使用して、$hist_query_epilog.status 列データのすべてのテキスト・ストリング・バージョンを表示します。	以下のいずれかのステータス値: 成功異常終了キャンセル済み failed parsing failed rewrite failed planning failed execution アクセス拒否失敗 transaction aborted
FORMAT_PLAN_STATUS ()	この関数を使用して、$hist_plan_epilog.status 列データのテキスト・ストリング・バージョンを表示します。	以下のいずれかのステータス値: 成功異常終了
FORMAT_TABLE_ACCESS()	この関数を使用して、$hist_table_access.usage 列データのすべてのビット・セットのテキスト・ストリング・バージョンを表示します。	以下の 1 つ以上の値をコンマで区切ったリスト: sel ins 削除 upd drp trc 代替え法 crt lck sts
FORMAT_COLUMN_ACCESS()	この関数を使用して、$hist_column_access.usage 列データのすべてのビット・セットのテキスト・ストリング・バージョンを表示します。	以下の 1 つ以上の値をコンマで区切ったリスト: sel 設定 RES grp hav ord 代替え法 sts

以下のサンプル照会は、これらのヘルパー関数の使用方法を示しています。

SELECT
    substr (querytext, 1, 50) as QUERY,
    format_query_status (status) as status,
    tb.tablename, 
    format_table_access (tb.usage),
    co.columnname, 
    format_column_access (co.usage)

from  "$hist_query_prolog_3" qp
        inner join
    "$hist_query_epilog_3"  qe    using (npsid, npsinstanceid, opid)
        inner join       
    "$hist_table_access_3"  tb      using (npsid, npsinstanceid, opid)
        inner join       
    "$hist_column_access_3"  co      using (npsid, npsinstanceid, opid)

where
  exists (select tb.dbname 
    from   "$hist_table_access_3" tb
    where tb.npsid = qp.npsid and 
        tb.npsinstanceid = qp.npsinstanceid and
        tb.opid = qp.opid and 
        tb.tablename in (^nation^, ^orders^, ^part^,
                         ^partsupp^, ^supplier^, ^lineitem^,
                         ^region^))
  and tb.tableid = co.tableid;