共有ライブラリーのコンパイルとリンク
新規ユーザー定義の共有ライブラリーに C++ ファイルを作成した後、nzudxcompile コマンドを使用することにより、C++ ファイルをコンパイルします。
このタスクについて
コマンドは /nz/kit/bin/adm ディレクトリーにあります。 コンパイルプロセスでは、ホストとNetezza Performance ServerSPU で実行するオブジェクトファイルを作成します。
共有ライブラリーの C++ ファイルをコンパイルおよびリンクし、それを参照する UDX で使用できるようにします。 ホスト環境および SPU で共有ライブラリーをコンパイルおよびリンクするには、nzudxcompile コマンドを使用します。
注:他のUDXとは異なり、共有ライブラリーのコンパイルと登録を「nzudxcompileコマンドで一度に行うことはできない。 CREATE LIBRARY を使用してライブラリーを登録する必要があります。
mylib という共有ライブラリーをコンパイルおよびリンクするには、以下のようにします。
手順
結果
nzudxcompile コマンドにより、以下のオブジェクト・ファイルが作成されます。
- mylib.o_x86
- Netezza Performance Serverホスト(i386'Linux®プラットフォーム、'x86)用のオブジェクトファイル。
- mylib.o_spu10
- IBM® Netezza® 100およびNetezza 100モデルのLinuxの Rev10SPus 用のオブジェクトファイルです。
次の作業
コンパイル済みオブジェクト・ファイルを作成したら、他の UDX が依存関係としてライブラリを指定できるように、Netezza Performance Serverシステムにライブラリを登録する必要があります。