IBM MobileFirst Platform Foundation Developer Kit のインストール

始める前に

  • IBM MobileFirst™ Platform Foundation V8.0.0 が必要です。
  • サポートされる OS X、Windows、または Linux のオペレーティング・システムがインストールされたコンピューターが必要です。サポートされるオペレーティング・システムについて詳しくは、 システム要件を参照してください。
  • IBM MobileFirst Platform Command Line Interface (CLI) をインストールするには、 Node.js 4.0.0 以降がインストールされている必要があります。 インターネットにアクセスできない場合は、事前インストールされていなければなりません。 そうでない場合は、この手順の中で Node.js をインストールできますが、インターネットへのアクセスが必要です。
注: インターネットにアクセスできないコンピューターで開発環境をセットアップする必要がある場合、 オフラインでコンポーネントをインストールすることが可能です。 「How to set up an offline IBM MobileFirst development environment」を参照してください。

このタスクについて

IBM MobileFirst Platform Foundation Developer Kit は、 ご使用のオペレーティング・システムに対応した圧縮ファイルとしてダウンロードできます。 このファイルをダウンロードし、解凍して、そのコンポーネントをインストールします。

手順

  1. Download・ページから IBM MobileFirst Platform Foundation Developer Kit をダウンロードします。

    オペレーティング・システムに応じて、以下のいずれかのファイルをダウンロードします。

    • OS X:mfp-devkit-mac-dddd-tttt.zip
    • Linux: mfp-devkit-linux-dddd-tttt.bin
    • Windows: mfp-devkit-windows-dddd-tttt.exe

    ここで、dddd は日付スタンプで、 tttt はタイム・スタンプです。

  2. 以下のようにして、インストール・プログラムを開始します。
    • OS X: mfp-devkit-mac-dddd-tttt.zip ファイルを解凍するか、クリックまたはダブルクリックしてインストール・プログラムを起動します。
    • Linux: ./file_name.bin と入力します。ここで、file_name.bin は先ほどダウンロードしたファイルです。
    • Windows: 以下のいずれかを行います。
      • Windows Explorer で、ファイルをダウンロードしたディレクトリーにナビゲートし、ファイルをダブルクリックします。
      • コマンド・プロンプト・ウィンドウを開き、ファイルをダウンロードしたディレクトリーにナビゲートします。 その後、file_name.exe と入力します。 ここで、file_name.exe は先ほどダウンロードしたファイルです。
    これにより、インストール・プログラムが開始します。
  3. インストール・プログラムのプロンプトに従います。 続行するには、IBM® および IBM 以外の両方のライセンス条項に同意する必要があります。
  4. コマンド・プロンプト・ウィンドウまたは端末ウィンドウを開き、 IBM MobileFirst Platform Foundation Developer Kit をインストールしたディレクトリーにナビゲートします。 ディレクトリーには、licensemfp-server の 2 つのサブディレクトリー、 README.txt ファイル、および MobileFirst Development Server 管理用の以下の実行可能ファイルがあります。
    • OS X および Linux 用の sh ファイル: run.shconsole.shstop.sh
    • Windows 用の cmd ファイル: run.cmdconsole.cmdstop.cmd
  5. コマンド・プロンプト・ウィンドウまたは端末ウィンドウから、以下のようにして MobileFirst Development Server を開始します。
    • OS X または Linux の場合、以下を入力します。
      ./run.sh
    • Windows の場合、以下を入力します。
      run
    サーバーの開始には、数分かかることもあります。 「サーバー mfp は Smarter Planet に対応する準備ができました。」というメッセージが表示され、サーバーが稼働中となります。
    重要: サーバーを開始したコマンド・プロンプト・ウィンドウまたは端末ウィンドウを閉じないでください。 ウィンドウを閉じると、サーバーの実行が停止します。
    ヒント: バックグラウンド・プロセスとしてサーバーを起動することも可能です。 バックグラウンドでサーバーを起動するには、-bg オプションを使用します。 例えば、OS X の場合、run.sh -bg とします。 バックグラウンド・プロセスとしてサーバーを実行すると、コマンド・プロンプト・ウィンドウまたは端末ウィンドウを閉じても、サーバーは停止しません。
  6. 以下のようにして、IBM MobileFirst Platform Operations Console を開始します。
    • OS X または Linux の場合、以下を入力します。
      ./console.sh
    • Windows の場合、以下を入力します。
      console
  7. MobileFirst Operations Console にログインします。 以下のデフォルト・ログイン資格情報を使用してください。
    • ユーザー: admin
    • パスワード: admin
  8. IBM MobileFirst Platform Command Line Interface (CLI) をダウンロードおよびインストールします。CLI をダウンロードしてインストールするには、以下のステップを実行します。
    1. MobileFirst Operations Console「ダッシュボード」から、 「スターター・コードの取得」をクリックします。
    2. ダウンロード」ページから、「ツール」タブを選択します。
    3. Developer CLI で「ダウンロード」をクリックします。
    4. ファイル mfpdev-cli.tgz をローカル・コンピューターに保存します。
    5. (Node.js が未インストールの場合にのみ必要。 Node.js がインストール済みの場合、このステップはスキップ。) Node.js バージョン 4.0.0 以上をインストールします。 Node.js をダウンロードしてインストールするには、コンソールでリンク「Node.js をインストール (Node.js to be installed)」をクリックします。 これにより、Node.js Web サイトに移動します。 そこで示されるダウンロードおよびインストールの手順に従ってください。
      注: あるいは、以下のリンクをクリックすることでも Node.js Web サイトにアクセスできます。 Node.js Web サイト
    6. コマンド・プロンプト・ウィンドウまたは端末ウィンドウを開き、以下のコマンドを実行します。
       npm install -g --no-optional path_cli_file
      ここで、path_cli_file は、ダウンロードしたファイルの絶対パスと名前 (拡張子を含む) です。 例えば、ファイルが現行作業ディレクトリーにある場合は、以下のようにします。
       npm install -g --no-optional mfpdev-cli.tgz
  9. オプション: ステップ 8 の CLI ファイルの名前 (mfpdev-cli) をマイグレーション・アシスト・ツールのファイル名 (mfp-migrate-cli.tgz) に変更してこのステップをもう一度実行することで、 マイグレーション・アシスト・ツールをインストールすることができます。
  10. ターゲット・プラットフォームに合った IBM MobileFirst Platform Foundation SDK をダウンロードします。 詳細な手順については、 MobileFirst Operations Console からの MobileFirst SDK の入手を参照してください。
  11. オプション: サンプルのスターター・アプリケーションを入手します。 IBM MobileFirst Platform Operations Console から、 1 つ以上のサンプル・スターター・アプリケーションをダウンロードします。詳細な手順については、 サンプル MobileFirst アプリケーションの使用開始を参照してください。

タスクの結果

MobileFirst Development Server がインストールされ、 稼働中になりました。 IBM MobileFirst Platform Command Line Interface (CLI) がインストールされ、 (オプションで) 1 つ以上のスターター・アプリケーションがあります。

次のタスク

MobileFirst での開発を理解するために、 スターター・アプリケーションを試してください。 CLI でさまざまな開発タスクを実行する例については、 MobileFirst CLI 入門を参照してください。