Oracle 用の Apache Tomcat の手動構成

Apache Tomcat サーバーで Oracle データベースを手動でセットアップして構成する場合は、以下の手順を使用します。

このタスクについて

続行する前に Oracle データベースのセットアップ手順を完了します。

手順

  1. Oracle JDBC ドライバーの JAR ファイルをディレクトリー $TOMCAT_HOME/lib に追加します。
  2. データ・ソースを定義する XML ステートメント (下記コード例参照) を用意します。 このステートメントを、Apache Tomcat の手動構成に示されているように、server.xml ファイルに挿入します。
      <Resource name="jdbc/WorklightDS"
                auth="Container"
                type="javax.sql.DataSource"
                driverClassName="oracle.jdbc.driver.OracleDriver"
                url="jdbc:oracle:thin:@oserver:1521:ORCL"
                username="WORKLIGHT"
                password="WORKLIGHT_password"/>

    ここで、username= の後にある WORKLIGHT は前に作成済みの WRKLGHT データベースへの「CONNECT」アクセス権限を持つユーザーの名前であり、password= の後にある password はこのユーザーのパスワードです。定義済みのユーザー名またはパスワード、あるいは両方がこれとは異なる場合、 それに応じてこれらの項目を置き換えてください。また、oserver を、Oracle サーバーのホスト名 (例えば、同じマシン上にある場合は localhost) に置き換えます。

    注: このステップで指定するデータベース・ユーザーは、データベースに対する拡張特権は必要ありません。データベースに制限を実装する必要がある場合は、『IBM MobileFirst™ Platform Server ランタイム操作のデータベース・ユーザー・アクセス権の制限』にリストされた制限された特権を持つユーザーをここで設定できます。