ログ・ファイルから表示したいデータとその表示方法を指定するには、テンプレートを使用します。
既存のテンプレートを使用することも、他の場所からテンプレートをインポートすることもできます。
テンプレートを保存しておいて、後で使用したり、バッチ・モードで使用したりすることもできます。
「テンプレート (Templates)」ビューが閉じている場合には、とクリックして開いてください。
注: テンプレート形式が、バージョン 2.8.1 で変更されました。
以前のリリースでのテンプレートは動作しなくなったため、再作成する必要があります。
テンプレートには、以下の構成情報が含まれています。
- グラフで使用される表示単位。
- グラフで表示するデータのタイプ (ヒープ・サイズ、Java™ VM 再始動回数など)。
- 「設定 (Preferences)」メニュー項目で設定されたオプション (表示カラーなど)。
「設定 (Preferences)」項目は、ホスティング製品に応じて、「ウィンドウ (Window)」または「ファイル」メニューの下にあります。
用意されているテンプレート
IBM® Monitoring and Diagnostic Tools - Garbage Collection and Memory Visualizer
(GCMV) には、以下のようなテンプレートが用意されています。これらのテンプレートでは、作図するデータ型に関して、ある程度共通したコレクションを行えます。
- メモリー
- ヒープ・サイズ (Heap size)、使用済みヒープ (コレクション後)、および JVM 再始動回数 (JVM restarts) が作図されます。 メモリー・リークまたは不適切なヒープ・サイジングを診断する場合に役立ちます。
- パフォーマンス
- マーク (Mark)、スイープ (Sweep)、一時停止、圧縮 (Compact) の回数、および JVM 再始動回数 (JVM restarts) が作図されます。パフォーマンスの問題の調査に役立ちます。
- 一時停止していない時間
- ガーベッジ・コレクションの起動間隔および一時停止時間が作図されます。このテンプレートは、アプリケーションにおいて実行時間よりもガーベッジ・コレクションの時間のほうが長くなっていないかどうか判別するために役立ちます。
- オブジェクト・サイズ
- ヒープ・サイズ (Heap size)、使用済みヒープ (コレクション後)、および 割り振り失敗の原因となった要求オブジェクト・サイズ (Requested object sizes triggering allocation failures) が作図されます。 このテンプレートは、アプリケーションが非常に大きなオブジェクトを要求していて、過度にガーベッジ・コレクションをトリガーしていないかどうか判別するために役立ちます。
- LOA および SOA のサイズ
- ヒープ・サイズ (Heap size)、使用済み SOA (小規模オブジェクト域)、使用済み LOA (大規模オブジェクト域)、古い世代領域の使用済みヒープ、および新しい世代領域の使用済みヒープ (コレクション後)が作図されます。
このテンプレートは、-Xloratio 設定に問題がないかどうか判別するために役立ちます。
- 世代別ヒープ
- ヒープ・サイズ (Heap size)、空きヒープ (Free heap)、保有ヒープ・サイズ (Tenured heap size)、古い世代領域の空きヒープ、新世代領域ヒープ・サイズ (Nursery size)、新しい世代領域の空きヒープ (コレクション後)、および 古い世代領域のヒープ化までの回数 が作図されます。メモリー・リーク、新しい世代領域または古い世代領域の不適切なヒープ・サイジングを診断する場合に役立ちます。
- フラグメント化
- ヒープ・サイズ (Heap size)、空きヒープ (コレクション前)、および空きヒープ (コレクション後) が作図されます。
コレクション前に大規模な空きヒープがある場合は、ヒープのフラグメント化を示している可能性があります。
コレクション後に小規模な空きヒープがある場合は、ヒープ・サイズが小さすぎるか、またはアプリケーションが大量のデータを保持していることを示している可能性があります。
- 圧縮休止回数 (Compaction Pauses)
- ヒープ・サイズ (Heap size)、使用済みヒープ (コレクション後)、圧縮回数 (Compact times)、および一時停止時間が作図されます。このテンプレートは、ヒープの制限が原因で圧縮に過度の時間が費やされていないか識別するために役立ちます。
- ネイティブ・メモリー (Native Memory)
- ネイティブ・メモリー使用量を作図します。メモリー不足エラーの診断に役立ちます。
- NUMA
- 不均等メモリー・アーキテクチャー情報。
テンプレートの使用
- テンプレートを保存するには、「テンプレート」ビューまたは「データ・セット」タブの中で
右クリックして、「現在の設定をテンプレートとしてエクスポート...」をクリックします。
テンプレートは .epf ファイルとして保存され、「テンプレート」ビューにも表示されます。
- あるテンプレートをすべてのデータ・セット (新規データ・セットを含む) に適用するには、そのテンプレートを右クリックしてから「テンプレートの適用」をクリックします。
- テンプレートをインポートするには、「テンプレート」ビューを右クリックし、「テンプレートのインポート...」をクリックしてください。
テンプレート設定がすべてのデータ・セットに適用されます。
また、「データ・セット」タブを右クリックして、「テンプレートのインポート...」をクリックすることもできます。
インポートされたテンプレートは、「テンプレート (Templates)」ビューに表示されます。
テンプレートを削除するには、対象のテンプレートを右クリックし、「テンプレートの削除」をクリックしてください。
テンプレートは「テンプレート」ビューから削除されます。ただし、.epf
ファイルはディスクから削除されないため、必要に応じて、後で再びインポートすることができます。
- テンプレートのリストをデフォルト設定に復元するには、「テンプレート (Templates)」ビュー内を右クリックして、「デフォルトのテンプレート・リストにリセット」をクリックします。