状態レポート・プロセス
状態レポートの最初の部分では、状態レポートの定義、分析、スクリーニング、および割り当てを扱います。 次の部分では、詳細な問題分析、計画、および実行を扱います。 プロセスは柔軟であるため、 現場のプラントでの慣例およびビジネスのニーズに 適合させることができます。
初期状態レポートの作成
オペレーターが、セルフサービスの状態レポートの作成 (Nuc) アプリケーションまたは状態レポート (Nuc) アプリケーションのいずれかを使用して状態を報告します。 追加の処理は状態レポート (Nuc) アプリケーションで行われます。
初期レポートは、 状態を明確化し、実行された初期アクションについて説明して、 以後の分析および計画のための情報を提供します。 また、初期レポートは、 その状態のために、プラント運転への影響を評価するための運転シフト・レビューが 必要かどうかも示します。
一部の組織では、 監督者が初期状態レポートを検討して、 レポートに含まれる情報の性質を確認します。 いずれの組織でも、 上位のシフト外担当者は毎日新しい状態レポートを確認し、 運転シフト・レビューの要求に反対または承認します。
運転シフト・レビューの実施
該当する場合は、 運転シフト・レビューを行う運転シフト監督者が状態レポートをレビューします。 レビュー担当者は、状態を分析してプラント運転への影響を評価し、詳細なスクリーニングのための情報を提供します。 さらに、レビュー担当者は、報告された状態に関連するすべての技術仕様を識別して状態レポートに追加する必要があります。
状態レポートのスクリーニング
状態レポートは、最終的なオーナーに割り当てられる前に、複数の部門にわたるグループによりスクリーニングされます。 審査では、分析結果と現在までに取られた措置を検討する。 通常、 このグループは以下の主要項目について考慮します。
- 状態の詳細と、(該当する場合は) 運転シフト・レビュー中に収集された詳細情報
- 状態レポートのレベル、カテゴリー、および分析タイプ
- 状態レポート自体に定義されているアクティビティーのステータス
- 関連する作業指示書、予防保全 (PM) レコード、およびチケットのステータス
- 予定している状態レポートのオーナー
- その状態が是正措置の基準を満たすかどうか。
最終的には、 スクリーニングを担当するグループが追加アクションの必要性を 決定しなければなりません。 追加のアクションが不要な場合、グループは状態レポートを分類してクローズします。 追加のアクションが必要な場合は、グループが是正処置として状態レポートを指定し、それを最終的なオーナーに割り当てます。 オーナーは、すべての追加アクティビティーの責任を負います。
計画の作成
状態レポートのオーナーは、 総合的な計画を作成するか、存在する計画を補足します。 計画の作業には以下のタスクが含まれます。
- 状態レポートに追加アクティビティーを定義する
- 分析または計画を完了するために必要な追加の作業指示書、PM記録、チケットを関連付け、作成する。
- 計画の要件を満たすために完了しなければならないPM記録や作業指示書に是正処置管理を追加する。
- 計画をまとめた解決策を文書化する。
- すべての関連コンポーネントの分類、仕様、 および故障レポートの詳細を追加することによって、 状態レポートの傾向を分析する
- 他の状態レポートとの関係を作成することによって、関連した運転経験を識別し、取り込む
計画を実行に移す前に、上位スタッフのメンバーによる状態レポートの承認を受ける必要があります。
計画の実施
状態レポートのオーナーは、 計画に関連した以下のアクションが完了していることを確認する必要があります。
- 状態レポートで定義されているアクティビティー
- 是正処置による管理の対象になっていない関連した作業指示書、 予防保全レコード、およびチケット
- 是正処置による管理の下に置いている 関連した作業指示書および予防保全レコードは、状態レポートそのものが完了した後も 開いたままにしておくことができます。 ただし、 キャンセルや削除はできません。 このように、是正処置による管理により、 将来に及ぶアクションの完了が保証されます。
さらにオーナーが、状態レポートのすべての情報が完全かつ正確であることを保証します。
状態レポートのクローズ
上位スタッフのメンバーは、必要なアクションが完了したことを確認した後に状態レポートをクローズします。 完了までにさらに時間が必要な場合は、 状態レポートのレベルを変更することによって 延長を適用できます。 また、フォローアップ状態レポートを作成することもできます。