インターフェース・キュー・テーブル

インターフェースキューテーブルは、受信システムがそれぞれのインターフェーステーブルのレコードを処理する順序を特定します。 2 つのキュー・テーブルがあり、1 つはインバウンド・トランザクション用で、もう 1 つはアウトバウンド・トランザクション用です。

インターフェース・キュー・テーブル

処理方向

MXOUT_INTER_TRANS

アウトバウンド

MXIN_INTER_TRANS

インバウンド

一部の取引は、前回の取引が正常に処理されることを前提としています。 例えば、POレシートレコードはPOレコードより先に処理されなければなりません。 受信システムは、送信システムがレコードを作成した順序でそれらのレコードを処理する必要があります。

すべてのインバウンド・トランザクションおよびアウトバウンド・トランザクションでは、対応するインバウンドまたはアウトバウンド用のキュー・テーブルに必ずレコードが挿入されます。 このレコードには、公開チャネルまたはエンタープライズサービスを識別するIFACENAME列が含まれています。 TRANSIDは、インタフェーステーブルがトランザクションに関連するレコードを識別するために使用する一意のシーケンシャルIDです。 該当するインタフェーステーブルでTRANSID値を持つすべてのレコードを検索することで、トランザクションの内容を特定できます。

TRANSIDのシーケンスは、 統合フレームワークによってレコードが処理される順序を特定します。 例えば、POと領収書が入力されます。 Maximo® Manage。 次に、POレコードのTRANSID値は、そのPOを参照するPO受領レコードのTRANSID値よりも小さくなければなりません。

MXIN_INTER_TRANSとMXOUT_INTER_TRANSキューテーブルの主な違いは、それらが追跡するインターフェーステーブルレコードの方向です。 外部システムは、MXIN_INTER_TRANSキューテーブルに書き込み、 統合フレームワークはそこから読み取る必要があります。 統合フレームワークはMXOUT_INTER_TRANSキューテーブルに書き込み、外部システムはそこから読み込みます。

外部システムは、MXOUT_INTER_TRANS テーブルを使用したり、アウトバウンド・レコードをインターフェース・テーブルから取得したりすることができます。 インターフェース・キュー・テーブルは、エンドポイント用のインターフェース・テーブルを最初に作成する時点で生成されます。 各エンドポイントには、独自のインターフェースキューテーブルのペアがあり、送信 TRANSID 値を維持するためのカウンタが割り当てられています。