アプリケーションへのワークフロー・サポートの追加

インストール直後のどのアプリケーションにも、ワークフロー・アクションおよびワークフロー・ボタンは組み込まれていません。プロセスをアクティブにすることなくワークフローのアクションおよびボタンをアプリケーションに追加することができます。例えば、ユーザーのトレーニング用のアクションおよびボタ ンを表示できます。また、プロセスをアクティブ化する前に、カスタマイズされたツールバー・ボタンを作成 することもできます。

始める前に

ユーザーには、ワークフロー・アクションへのアクセス権限は自動的に付与されません。 管理者は、セキュリティー・グループ・アプリケーションでワークフロー・アクションへのセキュリティー権限をユーザーに付与する必要があります。アプリケーションにワークフロー・サポートを追加すると、セキュリティー・グループ・アプリケーションにワークフロー・アクションが表示されます。 プロセスをアクティブ化する前に、アクションへのアクセス権限をユーザーに付与 できます。

このタスクについて

実稼働環境で単純なワークフロー・プロセスを設計してテストすることができます。ただし、さらに複雑なプロセスを設計してテストするための非実稼働環境を入手することができます。プロセスの準備ができたら、非実稼働環境からエクスポートして、実稼働環境にインポートして再度テストします。

ワークフロー・サポートをアプリケーションに追加すると、 以下のタスクが実行されます。

  • アプリケーションのツールバーに「ルートの追加 (Add a Route)」ボタンが追加されます。このボタンをカスタマイズするには、 「ワークフローの「移動」ボタンの編集」をクリックします。
  • 以下のワークフロー関連のアクションが、アプリケーションの「アクションの選択」 メニューに追加されます。
    • ワークフローのルートを定める
    • ワークフローの停止
    • ワークフロー履歴の表示
    • ワークフロー割り当ての表示
    • ワークフロー・マップの表示
    • ワークフロー・ヘルプ
  • ターゲット・アプリケーションへのアクセス権限を持つ、セキュリティー・グループ内のすべてのユーザーに、ワークフロー・オプションが提供されます。

「アプリケーションへワークフローを追加」アクションでは、プロセスの検証、有効化、アクティブ化は行われません。

手順

  1. ワークフロー・デザイナー・アプリケーションの「一覧」タブから、ワークフローを適用するプロセス・レコードを選択します。
  2. 「アクションの選択」メニューから、「アプリケーションへワークフローを追加」を選択します。
  3. 変更内容を保存します。

タスクの結果

「アプリケーションにワークフロー・サポートを追加」ウィンドウが表示されます。アプリケーションがワークフローをサポートしていない場合、「サポートを追加」チェック・ボックスが表示されます。アプリケーションにワークフロー・サポートを追加しない場合は、そのアプリケーションの「サポートを追加」チェック・ボックスをクリアできます。