この用語集には、IBM® Maximo® Calibration の用語と定義を記載します。
この用語集では以下の相互参照が使用されています。
- 「を参照してください」と示されている場合は、当該用語から、優先的に使用される同義語を参照します。または、頭字語や略語から、定義されている完全な形式の用語を参照します。
- 「も参照」は、関連する用語または対照的な用語への参照です。
他の IBM 製品の用語集については、www.ibm.com/software/globalization/terminology にアクセスしてください。
資産テンプレート (asset template)
複数の資産レコードにより共有される資産情報を指定するレコード。資産テンプレートは既存の資産レコードに適用できます。また、車両などの類似した資産に対して複数の新規資産レコードを生成するためにも使用できます。
較正 (calibration)
既知の精度を持つ標準に対して計器を比較して調整すること。
較正ドリフト (calibration drift)
資産の現在の計測の As Found 値と、前回の計測の As Left 値との差。
データ・シート (data sheet)
較正プロセス用の資産の仕様が定義されたテンプレート。
不感帯 (deadband)
離散デバイスの設定ポイントと再設定ポイントとの差。
目標出力 (desired output)
所定の入力に対して要求される出力。例: 0 psi 入力 = 4 mA 出力。
方向 (direction)
参照ポイントに対して指定の較正ポイントが増加しているか減少しているかを示す指標。
離散デバイス (discrete device)
設定が 2 つしかない計器。例えば、オンかオフのいずれかしかないスイッチや、開いているか閉じているかのどちらかしかないバルブなど。
フィールドの精度 (field resolution)
数値フィールドの値として必要な小数点以下の桁の最小数。
ガードバンド・メソッド (guardband method)
資産が所定の品質レベルを満たすことを確認するために、資産の較正の信頼性を計算するメソッド。
計器 (instrument)
ゲージ、伝送器、スイッチなど、工場プロセスのモニターおよび制御に使用するデバイス。
ループ較正 (loop calibration)
グループ化された一連の較正済み計器を使用して、較正に合格か不合格かのステータスを判別するプロセス。
公称範囲 (range-on-nominal)
各較正ポイントの入力値に対するユーザー指定の許容限度。
逆追跡可能性 (reverse traceability)
特定の計測および検査機器で較正された資産を識別する機能。
スケール係数 (scaling factor)
出力エンジニアリング単位からユーザー指定単位への変換率。
設定ポイント・アクション (set point action)
離散デバイスに対して指定の設定ポイントにおいて (スイッチの場合、オン/オフなど) 求められる動作。
追跡可能性 (traceability)
資産の較正に使用した計測および検査機器を識別する機能。