構成アイテム CSV ファイル

CI データが含まれる CSV ファイルの正しい構造について説明します。

構成アイテムの CSV ファイル

CSV ファイルごとに 1 つのタイプの CI のみをインポートできます。

Microsoft Excel などのスプレッドシート・プログラムを使用して、CSV ファイルを作成または編集できます。

表 1. CI をインポートするための CSV ファイルの基本構造
ファイル・ヘッダー CI タイプ 必須 CSV データ 共通 CI 属性、固有 CI 属性、および関係。

simpleci

     

CI タイプ

     

SRM_SaaS_ES

MXCIImport

デフォルトでは AddChange を使用します。 AddChange もサポートされています。

EN

共通 CI 属性

固有 CI 属性 (オプション)

CI 関係 (オプション)

 

共通 CI 属性のデータ

固有 CI 属性のデータ

CI 関係のデータ

 
最初の行: ファイル・ヘッダー
ファイル・ヘッダーには、ストリング simpleci と入力します。
2 番目の行: CI タイプ
この値は、当該 CSV ファイルを使用して入力する CI タイプを指定します。 ここに入力する CI タイプ は、分類アプリケーションで示される分類の名前 または分類のパス の値に対応します。 ここに入力できる値を判別するには、分類アプリケーションで分類の名前およびタイプのリストを確認します。 分類アプリケーション (管理 > 「分類」) に移動し、「分類」フィールドにカーソルを置いて Enter キーを押してすべての分類を表示するか、フィールドにストリングを入力してリストをフィルタリングします。 製品には、SCI で始まる名前を持つ、CI のデフォルトの分類のセットが用意されています。 「分類」フィールドに SCI と入力して Enter キーを押すことで、これらの分類を確認できます。 リストをフィルターに掛けるもう 1 つの方法は、 「拡張検索」 をクリックし、 「オブジェクトで使用」 フィールドに =CI と入力することです。 分類のリストが表示されたら、リスト内の分類をクリックし、「分類」タブをクリックして、分類のパスを表示します。 分類の名前の値が固有である場合は、CI タイプの分類の名前を入力できます。 分類の名前が固有でない場合は、CI タイプの分類のパスを入力する必要があります。
3 番目の行: 必須 CSV データ
これらのストリングは、外部システム名、エンタープライズ・サービス、アクション、および言語を定義します。 これらは、CSV ファイルを正しく処理するために必要です。 アクションの場合、以下を指定できます。

AddAddChange、または Change

4 番目の行: 共通 CI 属性、固有 CI 属性、および関係。
この行は、CI タイプについて入力するデータを定義します。 この行の各項目は、表の残りの行で入力するデータの列名です。
この行では、3 つのタイプのデータ (共通 CI 属性、固有 CI 属性、および CI 関係) を入力します。
共通 CI 属性
以下の表は、4 番目の行に指定できる共通 CI 属性をリストしています。 任意の CI タイプについて、これらの属性を指定できます。 必須値は CI_CINUM のみです。 CI_CINUM 値は、CI のプライマリー・キーであるため、固有である必要があります。
表2. 4 番目の行に指定できる共通 CI 属性
部品 説明

ASSETLOCORGID

CI が属する組織 (資産またはロケーションの場合)

ASSETLOCSITEID

CI が属するサイト (資産またはロケーションの場合)

ASSETNUM

CI が資産の場合、この属性は資産の ID

カレンダー番号

CI に関連付けられているカレンダー

CI_CHANGEBY

CI を作成または変更した担当者またはプログラム

CI_CHANGEDATE

CI の作成日または変更日

CIGUID

認証済み CI と現状の CI の間のリンク

CILOCATION

CI が物理的に存在するロケーション

CINAME

CI の分かりやすい名前

CI_CINUM

CI の ID。 この値は必須です。

説明

認証済み CI の説明

EXTERNALREFID

外部参照 ID

ITEMNUM

CI が部品の場合、この属性は部品の ID

ITEMSETID

CI が属する部品セット (部品またはサービスの場合)

ロケーション

CI がロケーションの場合、この属性はロケーションの ID

NP_STATUSMEMO

変更状況の簡単な説明

PERSONID

CI のオーナー

PMCHGCWNUM

変更ウィンドウ番号

PMCHGCWORG

変更ウィンドウの組織

サービス

CI であるサービスの ID

サービス・グループ

サービスが属するサービス・グループの ID

SHIFTNUM

CI のカレンダーに関連付けられているシフト

状況

CIの現在のライフサイクルの状態

固有 CI 属性 (オプション)
前述の共通 CI 属性に加えて、各 CI タイプについて固有の属性を入力できます。 入力できる属性を判別するには、分類アプリケーションで CI 属性を確認します。 分類アプリケーション (「管理」 > 「分類」) に移動し、CSV ファイルの 2 番目の行に入力した分類を検索します。 分類を選択します。 「分類」タブでは、属性テーブルで当該 CI タイプの固有属性を表示できます。 これらは、CSV ファイルの 4 番目の行に入力できる固有属性です。
CI 関係 (オプション)
CI 関係を入力できます。 列ヘッダーとして使用できる CI 関係を判別するには、関係アプリケーションで CI 関係のリストを確認します。 このアプリケーションにアクセスするには、 「IT インフラストラクチャー」 > 「関係」を選択します。 カーソルを「関係」フィールドに置き、Enter キーを押してすべての関係を表示するか、フィールドにストリングを入力してリストをフィルタリングします。 列ヘッダーとして、リストの関係値 (RELATION.INSTALLEDON など) を使用します。 関係列のデータは、ターゲット CI の CI_CINUM である必要があります。 ターゲット CI は、システムにインポート済みである必要があります。