チュートリアル: 定数の追加

始める前に

1. ご使用の環境に Python 3.9.x をインストールします。
2. IoT 関数をローカル環境にインストールします。 「IoT 機能 README」の指示に従ってください。
   あるいは、「 チュートリアル: カスタム関数の追加」の「始める前に」セクションのステップに従って、 IoT 関数とその依存関係をインストールすることもできます。 HelloWorld スターター・パッケージを複製し、そのスターター・パッケージを PyCharm にインポートします。 PyCharm から要件をインストールします。
3. 完全なチュートリアル: 式を追加して distanceMaximo Monitor のロボット デバイス タイプに対するメトリック。

このタスクについて

遅延を考慮して距離を調整します。

ステップ

定数値を参照する計算をサンプル・データに適用するには、以下のステップを実行します。

ステップ 1: 計算を定義する

次のように、「distance_adjusted_by_constant」を定義します。

df['distance_adjusted_by_constant'] = df['distance']*delay

ステップ 2: 資格情報をファイルに保存する

接続するための認証情報を設定する Maximo Monitor.

1. credentials_as.json ファイルをダウンロードします。
2. 変数をデータに置き換え、ファイルをローカル・マシンに保存します。

ステップ3：グローバル定数の作成

以下のペイロードでPOST定数APIを実行する

[
    {
        "name": "ArrayConstant",
        "enabled": true,
        "value": {
            "value": [
                "A",
            ]
        },
        "metadata": {
            "jsonSchema": {
                "$schema": "http://json-schema.org/draft-07/schema#",
                "type": "array",
                "minItems": 1,
                "items": {
                    "type": "string"
                }
            },
            "dataType": "ARRAY",
            "values": [
                "A",
                "B",
                "C"
            ],
            "description": "Sample multi-valued array",
            "dataTypeForArray": [
                "LITERAL"
            ],
            "type": "CONSTANT",
            "required": true,
            "tags": []
        },
        "resourceId": null,
        "resourceUUID": null,
        "isBuiltin": false
    },
    {
        "name": "alpha",
        "enabled": true,
        "value": {
            "value": 4
        },
        "metadata": {
            "dataType": "NUMBER",
            "values": null,
            "description": "general purpose numeric constant",
            "type": "CONSTANT",
            "required": true,
            "tags": []
        },
        "resourceId": null,
        "resourceUUID": null,
        "isBuiltin": false
    },
    {
        "name": "delay",
        "enabled": true,
        "value": {
            "value": 120
        },
        "metadata": {
            "dataType": "NUMBER",
            "values": null,
            "description": "Adjustment to output due to delay",
            "type": "CONSTANT",
            "required": true,
            "tags": []
        },
        "resourceId": null,
        "resourceUUID": null,
        "isBuiltin": false
    },
    {
        "name": "text",
        "enabled": true,
        "value": {
            "value": "ABC"
        },
        "metadata": {
            "dataType": "LITERAL",
            "values": null,
            "description": "This is string text",
            "type": "CONSTANT",
            "required": true,
            "tags": []
        },
        "resourceId": null,
        "resourceUUID": null,
        "isBuiltin": false
    },
    {
        "name": "json",
        "enabled": true,
        "value": {
            "value": {
                "A": "B",
                "B": "A",
                "C": {
                    "A": "B",
                    "B": "A"
                }
            }
        },
        "metadata": {
            "dataType": "JSON",
            "values": null,
            "description": "This is JSON text",
            "type": "CONSTANT",
            "required": true,
            "tags": []
        },
        "resourceId": null,
        "resourceUUID": null,
        "isBuiltin": false
    },
    {
        "name": "Gamma",
        "enabled": true,
        "value": {
            "value": 5
        },
        "metadata": {
            "dataType": "NUMBER",
            "values": null,
            "description": "general purpose numeric constant",
            "type": "CONSTANT",
            "required": true,
            "tags": []
        },
        "resourceId": null,
        "resourceUUID": null,
        "isBuiltin": false
    },
]

ステップ 4: 定数の値を UI から設定する

1. 「セットアップ」 ページの 「デバイス」 タブで、デバイス・タイプを選択し、 「デバイス・タイプのセットアップ」をクリックします。
2. 「デバイス・タイプの構成」アイコンをクリックし、 「制約の管理」を選択します。
3. delay 制約については、「編集」アイコンをクリックします。
4. 「2」の値を割り当てて、「セーブ」をクリックします。

ステップ 5: 式内で定数を参照する

1. 「データ」 タブで、 「メトリックの作成」 をクリックします。
2. カタログからPythonExpression関数を選択します。
3. スコープを設定し、 「次へ」をクリックします。
4. 次の式を入力するか貼り付けます。

       df['distance']*c['delay']

5. 次へをクリックします。
6. distance_adjusted_by_factor を出力として指定します。
7. 作成 をクリックします
8. 新しい distance_adjusted_by_factor メトリック・データを表示します。

を最大5分待つ。 Maximo Monitor まで待つ。

定数値の更新、復帰、削除の手順

定数の更新、値の変更、定数の削除は以下の手順で行います

グローバル・デフォルト値の更新

1. Setup（セットアップ） ページの Devices（デバイス） タブで、デバイスの種類を選択し、クリックする。
2. 「デバイス・タイプの構成」アイコンをクリックし、 「制約の管理」を選択します。
3. 定数ダイアログボックスで、 定数にカーソルを合わせ、 その他のアクションを選択し、 グローバルデフォルト値の変更を選択します
4. 値を割り当て、 Saveをクリックする。

リソースレベル定数の更新

リソースレベル定数をグローバルなデフォルト値に戻す

オプションのステップ：定数の登録を解除する

unregister_constant.py スクリプトを作成して実行します。 定数の登録を解除すると、この定数を使用する計算に影響を与える。

  #Import packages and libraries

  import logging
  logging.basicConfig(level=logging.DEBUG)
  logger = logging.getLogger(__name__)
  import pandas as pd
  import json
  #Import these classes from IoT Functions
  from iotfunctions.db import Database
  from iotfunctions.ui import UISingle,UIMulti

  #Connect to the Maximo Monitor
  with open('credentials_as.json', encoding='utf-8') as F:
    credentials = json.loads(F.read())
  db_schema = None
  db = Database(credentials=credentials)

  #Connect to the Maximo Monitor
  db = Database(credentials = credentials)

  #Unregister the constant using the database object
  db.unregister_constants(['delay'])

オプションのステップリソースレベルまたはグローバルレベルの定数を削除する