属性起動ポイントを含むスクリプト
属性起動ポイントは、ビジネス・オブジェクトの特定のフィールドおよびそのフィールドに対して発生するイベントとスクリプトを関連付けて、そのフィールドに値が指定された場合にのみ実行します。
オブジェクト起動ポイントと同じように、属性起動ポイントはデータベース内の特定のオブジェクトに関連付けます。 ただし、属性起動ポイントは、オブジェクトに加えて、そのオブジェクトの特定の属性に関連付ける必要があります。 属性起動ポイントは、「ルックアップ」ダイアログ・ボックスでオブジェクトの属性値が初期化、更新、またはルックアップされるたびにルーチンを実行したい場合に適しています。 例えば、属性起動ポイントを使用して、既存の顧客のアカウント番号を取得できます。
属性起動ポイントは、1 つのフィールドに対する以下のイベントに関連付けることができます。
- アクセス制限の初期化
- 属性のフィールドのアクセス・レベルを設定します。 例えば、属性のフィールドのアクセス・レベルを、読み取り/書き込み権限から読み取り専用権限に変更できます。
- 値の初期化
- 属性のフィールドに値を設定します。 例えば、既存の顧客のアカウント番号を自動的に入力することができます。
- 検証
- 属性のフィールド内の値が有効かどうかをチェックします。 例えば、電話番号が正しくフォーマット設定されているか、有効な番号となるための十分な桁数があるかどうかをチェックできます。
- リストの取得
- 属性のフィールドの有効な値のリストを取得します。 例えば、請求書で、承認済みの販売元のリストを返す供給元フィールドをセットアップできます。
- アクションの実行
- 属性のフィールド内の値に基づいたアクションを実行します。
選択メッセージを使用して、ユーザーの応答を収集し、ユーザーの応答に従ってアクションを実行することができます。 選択メッセージは、データベースの構成アプリケーションで定義できます。 選択メッセージでは、「OK」、「閉じる」、「キャンセル」、「はい」、「いいえ」の各ボタンを使用できます。 その後、自動化スクリプト内で、選択メッセージのボタンに対応するビジネス・ロジックを作成することができます。
ボタンを組み合わせて使用する場合は、オプションごとに 1 つのボタンを設定するようにしてください。 例えば、「はい」と「OK」ボタンのみを使用するオプションでは、ユーザーにプロセスの取り消しまたは停止のための選択肢を提供できないため、これらのボタンのみでは使用しないようにします。
属性起動ポイントの例
ユーザーが「購買価格」フィールドに入力を行うと必ず起動する属性起動ポイントを定義することができます。 フィールドを構成するスクリプトを定義し、そのスクリプトを属性起動ポイントに関連付けます。 例えば、資産の購買価格が $100 を超える場合に、「販売元」フィールドが必要であるものとします。 資産の購買価格が $100 未満である場合は、「販売元」フィールドは不要です。 どの購買価格でも、更新費用は購買価格の 2 分の 1 でなければなりません。この要件を実装するには、以下の手順を実行します。
- ユーザーが「購買価格」フィールドから移動すると実行される属性起動ポイントを定義します。
- 各フィールドを構成するスクリプトを定義し、そのスクリプトを属性起動ポイントに関連付けます。以下のように定義します。
if purchaseprice > 200: errorgroup = "asset" errorkey="purchasepricemsg" else: if purchaseprice >= 100: vend_required=True else: vend_required=False rc = purchaseprice/2 - 属性起動ポイントおよびスクリプトをテストし、必要に応じて起動ポイントをアクティブまたは非アクティブにします。