在庫の循環棚卸し

保管場所の一連の在庫を定期的に棚卸しすることで、在庫量を検証できます。 棚卸しすることで、すべての在庫が少なくとも年に 1 回は検証されるようになり、最も価値がある、あるいは最も頻繁に使用される在庫は、さらに高頻度で検証されるようになります。

このタスクについて

デフォルトでは、期限切れまたは期限間近の在庫が「棚卸し」テーブルの先頭に表示されます。 部品の棚卸し期日は、この保管場所での最後の実棚数と棚卸し周期に基づいて計算されます。

棚卸し周期は、多くの場合、部品の価格や特定の部品の消費速度に関連付けられます。 保管場所の部品の棚卸し周期は、手動で指定できます。 ABC タイプをその保管場所にある部品と関連付け、在庫アプリケーションで ABC 分析レポートを実行することで、棚卸し周期を割り当てることもできます。 ABC タイプの頻度の値は、組織アプリケーションで指定されます。

部品が複数の保管箱に入っている場合、「棚卸し (Counts)」テーブルには、保管箱ごとに行が表示されます。 このテーブルには、不要な部品やステージング保管箱内の部品は含まれません。

手順

  1. 「保管場所」 ページで、棚卸したい在庫がある保管場所を選択し、 「棚卸し」 タブを選択します。
    保管場所の在庫は、いくつかの基準によってフィルタリングおよびソートを実行できます。これによって、どの在庫を棚卸しするかを識別しやすくなります。
  2. 選択して棚卸しした部品の新規実棚数の値を指定します。
    以前の在庫量が棚卸し済みで、差分検出されていない場合、ユーザーが「新規実棚数」フィールドを更新する前に、このフィールドには数値が表示されます。 以前の在庫量が棚卸し済みで、差分検出されている場合、このフィールドには 2 つのダッシュ記号が表示されます。
  3. 変更を保存します。

結果

保存されているカウントが更新されます。 現在の在庫量は、在庫量の差分が検出されるまでは調整されません。

次の作業

在庫量を調整します。 「保管場所」ページの「差分検出」タブでは、在庫量を差分検出することができます。 在庫量は、 在庫調整 > 「在庫量の差分検出」 アクションを使用して、在庫アプリケーションで差分検出することもできます。 差分検出によってすべての損益が保管場所の Gl 勘定科目に記録されます。