例: 吹き出しウィンドウの作成

既存の吹き出しウィンドウがどれもニーズに合わない場合、吹き出しウィンドウを作成することができます。 例えば、故障クラスが発生した組織を表示する吹き出しウィンドウを作成することができます。 吹き出しウィンドウを設計して、表示するフィールドを指定します。

このタスクについて

以下のウィジェット・タイプがサポートされます。
  • レコードオーバーセクション (recordhoversection)
  • レコード・オーバー・セクション (recordhoversectioncol)
  • レコード・オーバー・セクション行
  • レコード・オーバー・テキスト・ボックス
  • recordhovermultiparttextbox (recordhovermultiparttextbox)

ある多国籍企業の管理者は、いくつかの組織において、故障クラスが資産として報告されている組織では、頻繁に障害が発生していることに気付いています。 管理者は、「故障クラス」フィールドにカーソルを合わせて、故障が発生した組織の名前を表示しようとしています。

吹き出しの一覧を表示し、このシナリオに合う吹き出しがないことを確認したため、「故障クラス」フィールド用の吹き出しを作成します。

手順

  1. Application Designerで、 「システム XML のエクスポート」 アクションを選択し、 RECHOVERS.XML ファイルをエクスポートします。
  2. テキスト・エディターで RECHOVERS.XML ファイルを開き、以下の行を追加します。
    </recordhover>
    <recordhover id="fc_recordhover">
    	<recordhoversection id="fc_rhs_1" label="Failure Class Details">
    		<recordhoversectioncol id="fc_rhsc_1">
    			<recordhoversection id="fc_rhs_2">
    				<recordhovertextbox dataattribute="ORGID" id="fc_rh_1" label="Organization">
    			</recordhoversection>
    		</recordhoversectioncol>
    	</recordhoversection>
    </recordhover>
  3. RECHOVERS.XML ファイルを保存してインポートします。
  4. 資産アプリケーションを開き、 「故障クラス」 をクリックし、 「コントロールのプロパティー」を選択します。
  5. 「拡張」 タブで、吹き出しウィンドウの ID として fc_recordhover を指定し、アプリケーション定義を保存します。