ジオコーディング・プロバイダーの構成

操作ビューでマップに新規項目を追加するときにジオコーディングを使用する場合は、ジオコーディング・プロバイダーを構成します。例えば、指定された住所のロケーションを判別するために、ジオコーディングを使用できます。座標で指定されたロケーションの住所を判別するために、逆ジオコーディングを使用することもできます。現在、サポートされているジオコーディング・プロバイダーは Esri のみです。

このタスクについて

ジオコーディング・プロバイダーを構成するには、以下のシステム・プロパティーを構成する必要があります。
GeocodingAccountUser
ジオコーディング要求に関連付けられるユーザー名。ご使用のジオコーディング・プロバイダーが Esri の場合は、このユーザー名を自分のクライアント ID に設定します。
GeocodingAccountPassword
GeocodingAccountUser に指定したユーザー名と共に使用する、base64 エンコード・バージョンのパスワード。ご使用のジオコーディング・プロバイダーが Esri の場合は、base64 エンコード・バージョンの自分のクライアント秘密鍵を入力します。
GeocodingProvider
使用するジオコーディング・プロバイダーの名前。値を指定しない場合、対応するアドレス・フィールドは「新規項目の追加」ウィンドウに表示されません。
GeocodingProviderBaseURL
ジオコーディング・プロバイダー・サービス・アドレス。
GeocodingFieldDefaults
「リスト」タブ上の「新規項目の追加」ウィンドウを表示する場合に、対応するアドレス・フィールドに自動設定されるデフォルト値のリスト。例えば、自分のエリア内のデータ項目を作成するために繰り返し再利用できる値を入力します。'{"city":"Dublin","region":"","postalCode":"Dublin 16","country":"Ireland"}'
GeocodingAccountUserGeocodingAccountPassword の両方に値を指定すると、その両方の値がジオコーディング要求で使用されます。指定された値が無効な場合、ジオコーディング要求は失敗します。値を指定しない場合でも、ソリューションは値なしで接続を試行します。

手順

  1. ナビゲーション・メニューで、「管理」 > 「システム管理」 > 「システム・プロパティー」をクリックします。
  2. GeocodingProvider システム・プロパティーを値 ESRI に構成します。
  3. 以下の URL のような値を使用して GeocodingProviderBaseURL システム・プロパティーを構成します。
    http://YOUR ESRI GEOCODING SERVER HOSTNAME/arcgis/rest/services/World/GeocodeServer
  4. オプション: GeocodingFieldDefaults システム・プロパティーを該当する値に構成します。 以下の例に示す形式で値を入力します。'{"city":"Minneapolis","region":"","postalCode":"55401","country":"USA"}'.

次のタスク

ジオコーディング・サーバーの SSL 証明書を Liberty のデフォルト鍵ストアにインポートします。